読書の森

熊本の読書屋さん兼サラリーマンが、気持ちの乗った書評と、読書グッズ、読書環境、読書ニュースのことについて書いています。

体験談:自己啓発本を血肉にする。今さら『夢を叶えるゾウ』の通りに行動してみた

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

自己啓発本、学生時代に読んだけっこう読んだ覚えがあるけれど、

  • 本当に役に立っているのか
  • 読んだ時の満足感や高揚感はあるけど
  • 単なる自己満足

と思ってしまうことはないでしょうか?

僕もそう思うこと、よくあります。

「本を読んだらなるべく読みっぱなしにしない」
「本を読むだけで終わらせない」
そんな思いでこのブログをはじめたので、自己啓発本を読んでみてすぐに行動に移すことは元々やってみたいことの1つでした。

夢をかなえるゾウ文庫版

夢をかなえるゾウ文庫版

今回は、2008年の日経MJのヒット商品番付にも選ばれた『夢を叶えるゾウ』を読んで、実際に起こったことをレポートしてみたいと思います。
正直、よかったです。

なんとなく始めたきっかきはこれ↓


やってみて思ったこと

まあ、大変でした。
基本的には前日の夜か、当日の朝に、その日の課題をtweetし、夜にやってみて感じたことをtweetする、ということをしています。

朝にtweetしてやろうやろうと思っていても、日々の仕事をこなしていくうちに夜までその内容を忘れてしまうこともしばしば。
1日1つの課題をやるだけでこうなのだから、おそらくこの本を一気に全部読んでしまってもすぐに忘れてしまうと感じました。
当たり前のことを当たり前にこなしていくことのなんと大変なことか。
少しだけど、本の内容を血肉化できたような気もします。

1日目〜29日目までの課題と、やってみた内容の記録です。よければ御覧ください。

やってみた。

1日目:「靴を磨く」



2日目: 「コンビニでお釣りを募金する。」


3日目: 「食事を腹八分におさえる」


4日目: 「人が欲しがっているものを先取りする。」


5日目: 「会った人を笑わせる」


6日目: 「トイレ掃除をする」


7日目: 「まっすぐ帰宅する」


8日目: 「その日頑張れた自分をホメる」


9日目:「1日何かをやめる」


10日目:「決めたことを続けるための環境をつくる」


11日目: 「毎朝、全身鏡を見て身なりを整える」


12日目:「自分が一番得意なことを人に聞く」


13日目: 「自分の苦手なことを人に聞く。」


14日目: 「夢を楽しく想像する」

15日目: 「運がいいと口に出して言う」

16日目: 「ただでもらう」


17日目: 「明日の準備をする」


18日目: 「身近にいる一番大切な人を喜ばせる」


19日目: 「誰か1人のいいところをみつけてホメる」


20日目: 「人の長所を盗む」


21日目:「求人情報誌をみる」


22日目: 「お参りに行く」


23日目:「人気店に入り、人気の理由を観察する」


24日目:「プレゼントをして驚かせる」

25日目:「やらずに後悔していることを今日から始める」


26日目:「サービスとして夢を語る」


27日目:「人の成功をサポートする」


28日目:「応募する」


29日目:「毎日、感謝する」

終わってみて

最終日に痛恨のミス!

本はやっぱりアウトプットしていく方が絶対にいい。
これからも本の内容に挑戦していきたいと思います!

夢をかなえるゾウ文庫版

夢をかなえるゾウ文庫版

「夢をかなえるゾウ」の秘密 エディターズカット版

「夢をかなえるゾウ」の秘密 エディターズカット版

  • 作者: ガネーシャの課題を実践してみる会 フローレンス林
  • 出版社/メーカー: データハウス
  • 発売日: 2013/05/30
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る

1度はKindleがある生活を体験してほしい。使用歴5年の読書家がおすすめする3つ理由。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

電子書籍、使ってますか?

僕はバリバリ使っています。2013年にKindle Paperwhiteを購入したので使いはじめてもう5年になります。
はっきり言って読書体験がガラッと変わりました。おすすめしない理由がない!という感じです。

ただ自分の友人を見ると、Kindle端末を持っているひとってあまりいないんですよね。
iPhoneのアプリにKindle入れている人もあまりいないんじゃないかと。

この間も大学生と雑談をしていて、Kindleで本を読んでいると言ったらとても驚かれました。

今回は、Kindle Paperwhiteの魅力を全力で紹介したいと思います。

単刀直入におすすめする理由は,

  1. すぐ読める
  2. 本しか読めない
  3. ストレスがない

の3つです。


なぜKindleを買ったのか

ぼくがKindleを買おうと思ったのは、当時仕事の都合で海外に住んでいたからでした。
現地のテレビや雑誌を楽しめるほどの語学力がない僕には日本語の情報を喉から手が出るほど欲していたのです。

ブログやネットの記事もいいけど、やはりしっかりと体系的な情報を得るには書籍が一番だと考えていたことからどうにかして、本を読む環境を探していました。

Amazonで紙の本を注文するには、時間がかかりすぎるし、Amazon Japanからの直接配送もやっておらず、
・本を注文
・配送先を日本在住の友人の家に設定
・友人から僕が住んでいる外国にEMSなどで郵送
ということで、かなりの手間とお金がかかりました。たしか、ダンボール一箱で5000円以上はかかったと思います。

本1冊にそこまで手間とお金をかけられない、
ということで当時一番メジャーだった電子書籍であるKindleの導入を検討したのでした。

と、きっかけとしてKindleを導入したのは海外に住んでいたからということでしたが、
日本に帰国してからもKindleは重宝しています。

僕の場合せっかちで、amaonで紙の本を購入できません。
日本に帰国してからもこれは変わらずで、買ったらすぐに読みたいと思ってしまうので、amazonは使わずに本屋さんで買ってしまいます。

Kindleならそんなことがなくなるのです。

Kindleをおすすめする3つの理由

ぼくが思うKindleをおすすめする理由はこの3つ。

  1. すぐ読める
  2. 本しか読めない
  3. ストレスがない

改めてご紹介していきたいと思います。

スペックはこちらから。

すぐ読める

Kinlde導入の一番の決め手は、購入したらすぐに読めることでした。

ネットで本を買う時によくあるのが、面白い書評記事や友人がオススメした本をamazonで探して買ってみるというシーン。
テンションが上って買ってみるものの、いざ2日後に届いてみたら、1クリックで購入したときとテンションが違っていてもはや読む気がなくなってしまったということってよくありますよね。

電子書籍であれば、1クリックで購入した瞬間にKindleに書籍がダウンロードされるため、テンションの落差がありません。
テンションが高いまま読み進めることができます。

これはKinldeにしかできないことだと思います。

本しか読めない

ぼくが購入したのは、Kindle Paperwhiteなのですが、機能としては本を読むこと本を買うことしかできません。
(ブラウザも一応ありますが、かなり貧弱なので使う気になれません。)

最初はこれすごく不便だと感じていました。
せっかくタブレットを持っているのに、本しか読むことができないなんて、なんてもったいないんだと。

でもしばらく使ってみると、この不便な点が逆に利点に変わってきました。

iPhoneにもKindleアプリを入れているのですが、読書中にgmailやSNSの通知が入ってきてしまって「本を読むこと」それ自体に集中することが難しいんですよね。

でもKindle Paperwhiteなら、本を読むことしかできないので、その心配は無用です。
本を読むことだけに集中することができます。

ストレスがない

Kindleを導入するにあたって、一番不安だったのが、「本を読んだ感覚」がないのではないかということでした。

  • ページをめくる感触がないから本を読んでいる気になれない
  • いま全体の中でどのあたりを読んでいるのかがわからない
  • 紙の感触や匂いを楽しめない

そういう紙の本にあって、Kindleでは得られないものがあるのではないかと思っていました。

実際に使ってみて思うのは、僕の場合は、そのあたりは全く関係ないということでした。

  • ページをめくる感触がないから本を読んでいる気になれない

ページをめくるときは、タップをすればいいだけです。これだけでも案外めくった感は感じることができます。

  • いま全体の中でどのあたりを読んでいるのかがわからない

設定次第でいま全体の何%を読んでいるのか表示することができます。
なので、どこを読んでいるのかは紙の本よりも一目瞭然です。
また目次はタップ1つで常に呼び出すことができ、簡単に移動することが可能です。
「しおり」機能を使えば、いま読んでいたページに「しおり」をはさみ、他のページに移動したあとも一瞬で、「しおり」をはさんだページに戻ることができます。
(あまりにページ数が多い本だとこの%が全然進まず読む気がなくなってしまうこともあるのですが…。笑)

  • 紙の感触や匂いを楽しめない

これだけはKindleではどうしようもありません。
ただ逆に言うと、どんなに分厚く重い本でもKindleに入れてしまえば端末の重さだけですし、常に新品のままです。

僕の場合、ちょっとでかける時は必ずKindleを持っていくようにしています。図書館を持ち歩けるこの感覚が好きなんですよね。
紙の本の場合は、持ち歩く本を選ばなくてはいけませんが、Kindleの場合は端末だけ持っていけばよいのでそのへんの気遣いは無用です。

まとめ

以上、Kindleをおすすめをおすすめする3つの理由をご紹介しました。

僕ももともとはKindleを買う気はそんなにありませんでした。
必要にせまられて導入してみたところ、今では手放せないものとなりました。

騙されたと思って1度、Kindle使ってみていただきたいです。

特に11/7に発売される新しいモデルは防水機能がついており、風呂での読書を楽しむことができるというもの。
寒くなってくるこの時期にのんびりと風呂に入って読書ができたらどんなに幸せなことでしょうか。

今のKindle Paperwhiteがもう5年目なので買い替えてしまおうかと本気で悩んでいます。

サラリーマンにとって家めしを極めることは最高のライフハックだ。実践的な料理本を読んで家めしを極めたくなった。

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こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

社会人になってから運動不足や外食ばかりの食生活で、いつのまにか10kg近く体重が増えてしまっています。
なんとかしなきゃなあと思いつつも、家でご飯を作るのは面倒くさいし、料理のバリエーションも少ないし、何よりも献立を考えることが面倒くさい。そう思っていました。この本を読むまでは。

今回、佐々木俊尚さんの『簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。』を読んで、
うまい家めしをつくることは生活の幸せレベルを上げる一番簡単な方法だ!と思ったので、ご紹介します。

シンプルにつくるほど料理はうまい

人気ジャーナリストが提案する、家庭料理革命!
外食より、家めしの時代です。

シンプルにつくるほど、料理は美味い。

3ステップで、無理なく献立をつくる方法、
冷蔵庫にあるものだけで3品つくる合理的テクニック、
今日から生かせる実践法が満載。

安い旬の素材をフル活用
美味い料理は見た目が9割
タイムラインで時間短縮

著者の佐々木俊尚さんは、IT・メディア分野を中心に執筆している作家・ジャーナリスト。
外食もいいけど、食はもっとシンプルにしてみようという提案を本書ではしています。
「家めし」はやり方さえ覚えてしまえば簡単でとにかくうまいから、作ってみよう。


「日常の食事をもっと美味しく、かんたんに」する献立の組み立て方

家めしは旬の食材を使うことでシンプルだけど、美味しくなる、ということが本書では言われています。
とはいえ、献立を考えるのはけっこう大変なもの。

「日常の食事をもっと美味しく、かんたんに」する献立の組み立て方を紹介しています。
①食材から考える
②味付けを選ぶ
③調理法を決める


普通、献立を考えようとするときは、料理名から考えてしまいますが、ここでは「材料」から考えることが提唱されています。

頭で思いつく料理名のバリエーションはそんなに多くないですよね?

「何食べたい?」と聞かれて、「うん、今夜がベーコンがごろりと入った、アンチョビ風味のトマトソースのパスタとかいいな」「じゃあ今日は豚ロースを塩麹で漬けておいたのを焼いてほしいな。それにトウモロコシご飯で」なんて答えられる人はかなりの食通でしょうし、そんな人だったらそういうややこしい料理をつくってもらうことを伴侶に求めたりしませんよね。

本書でもこんな記述がありますが、よっぽどの食通でなければ日々の料理を考えるにあたって、早々にバリエーションがなくなってしまいます。

①食材から考えるということ。

食材から考えるということは、「今日はカレーにしよう」じゃなく、「今日は大根を食べよう」ということです。
基本の献立はまず冷蔵庫にすでにある食材で献立を決めて、足りないものはその日に買い足すという考え方がいいでしょう。

働いている人が毎日買い物をするのはたいへんなので、野菜を基準にして考えます。野菜なら少し日持ちするので毎日買う必要はありません。

②味付けを選ぶ

料理の味付けは大ざっぱに分けると、7種類あります。

  1. 甘い
  2. 酸っぱい
  3. 塩味
  4. 醤油味
  5. 味噌味
  6. クリーム味
  7. カレー味

献立を決めるときは、この7種類を重ならないようにします。
例えば、3品作るとしたら、「甘い」「甘い」「塩味」とするのではなく、7種類の中で重ならないように「甘い」「酸っぱい」「クリーム味」にするということです。

ホウレンソウが冷蔵庫にあったとします。
「ホウレンソウか・・。おひたしにすれば 『醤油味』だな。おひたしに醤油のかわりに塩とゴマ油、ニンニクすりおろしをからめたらナムルになって『塩味』だ。いや、だし汁で豚肉と鍋にしてポン酢で食べれば『酸っぱい』で、今日は少し寒いしこれもいいなあ。さっとゆでて溶き卵と合わせてオムレツにして、ケチャップかけるのも懐かしい『甘い』味だし」
と、いくらでも七色を思いつけますよね。

この組み合わせを考えられるようになると、献立の可能性がぐんと広がります。

③調理法を決めること

「食材」と「味付け」が決まってくると、調理法は自ずと決まってきます。


例えば、「大根」「甘い」が決まるとどうなるのか。

  • 大根を塩でもんで、その後さっと醤油とみりんをかけて混ぜ合わせる。
  • 大根を塩でもみ、ごまと酢、佐藤、醤油であえる「ごまあえ」
  • 大根を集めの輪切りにして、小麦粉、卵、パン粉とまぶしてからりと揚げ、フライに。中濃ソースを添える。

食材と味が決まるのと、調理方法が限定され、「どういう料理が」

豊富な料理紹介

本書で面白いのがレシピが多く紹介されているところ。

例えばこんな具合に。

秋の献立
クリーム味:小松菜の白あえ(冷)
味噌汁:さつまいもの味噌汁(温)
醤油味:自家製がんもどき(温)
青唐辛子をみじん切りにして醤油に漬けておく「青唐辛子醤油」は、つくりおきできるピリリとした調味料。こしらえた手で目をかいたり顔雄を触ったりしないようご注意。ご飯を炊き、水に活けておいた小松菜をさっとゆでて冷水にとって絞り、さつまいもは軽く下茹でしておく。沖縄の島豆腐は水切りが不要なので揚げ物に使うときはとても便利で、一丁の三分の二を手で崩してしいたけや人参などの具材と合わせる。卵と小麦粉少々、塩も投じてボウルでこねる。天ぷら油を160度に熱し、豆腐のたねを大きなスプーンですくってスライドさせながら流し込み、揚げていく。豆腐の残り三分の一はボウルに崩して入れてハンドミキサーでなめらかにし、水切りした小松菜とあえて醤油をさっとかける。だしを温め、下茹でしたサツマイモと小口切りのネギを入れて味噌汁に。ご飯をよそったら、生卵と青唐辛子醤油を添えて。自家製がんもどきは各自で醤油を少し垂らしていただく。

文章をみるだけでよだれが垂れてきそうです。
本書に出てくる料理は52種類にもなります。
真似するだけでもしばらくは献立を考えなくてすみそうです。笑


まとめ

美味しいごはんを親しい人と食べること、それ以上に幸せなことって人生でないんじゃないかと僕は思います。

この本を読んで、うまい家めしをつくることは生活の幸せレベルを上げる一番の近道だと改めて感じました。

献立を考えるってけっこう大変ですが、本書で紹介されていた、
①食材から考えるということ。
②味付けを選ぶこと
③調理法を決めること
の順番で考えれば簡単です。


本書で紹介されていた鍋料理。「見た目も超旨そうになる、絶品キノコ鍋」。これもまた旨そうです。

「鍋の中にぎっしりと身を並べたキノコが、鶏の油できらきらと照り、実に旨そうな色になっていますよ。」

あー、キノコ鍋が食べたい。そしてそれを作るための土鍋がほしい。


おっ。
今日ご紹介した、佐々木俊尚さんの『簡単、なのに美味い! 家めしこそ、最高のごちそうである。』
Amazon Prime会員だと無料で読めますね。おすすめです。

ベストセラー『アウトプット大全』読んで学んだ3つの読書術

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こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

本はけっこう読む方ですが、読んだ本の内容ってけっこうすぐに忘れてしまいますよね。
今回、樺沢紫苑著『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んで、アウトプット方法を学んだのでご紹介します。


この本は、

  • 「メルマガ、毎日発行13年」
  • 「Facebook、毎日更新8年」
  • 「YouTube、毎日更新5年」
  • 「毎日3時間以上の執筆11年」
  • 「年2~3冊の出版、10年連続」
  • 「新作セミナー、毎月2回以上9年連続」

などなど、日本一アウトプットしている医師である、樺沢紫苑さんが圧倒的に結果が変わる「アウトプット術」をわかりやすく紹介している本です。


以前もこの『アウトプット大全』についてはご紹介させていただきましたが、
www.dokushomori.work


この記事ではその中でも「読書術」に関係するところのみご紹介します。


僕と同じように、

読書をしてもすぐにその内容を忘れてしまう

という方にぜひ読んでいただきたいです。


書き込む

読書をするときに、「本に書き込む」ことが推奨されています。
(とはいえ、僕も本を汚してしまうことが最初は抵抗がありました。)


書き込むことで内容の理解が圧倒的に深まり、記憶にも残りやすくなる、と著者は言います。


「読む」という行為だけでは単なる「インプット」ですが、
「書き込みをしながら読む」ことで、「インプット」+「アウトプット」ができている状態になります。


具体的には

  • アンダーラインを引く
  • 「気付き」を書く

ということが書き込みの内容です。

本を読みながら、この2点を書いていくだけ。

ただし、ラインがあまりに多すぎると、どこが本当に重要なのかがわからなくなってしまうので、
1冊の本で、本当に重要だと思えるところを3ヶ所見つけ、そこにしっかりとラインを引く。

1冊の本から「3つの気付き」が得ることができれば、それだけで十分です。




時間管理する

仕事が忙しい、帰宅が遅い、家事や育児をしなくてはならない、 など「アウトプット」をしたくても時間がないという方におすすめする、アウトプットのための時間管理術をご紹介します。


(1)15分でアウトプットする

  • だらだら60分やるよりも「集中して15分」やったほうが、勉強も仕事もはかどります。
  • 制限時間を決めて取り組むことで、圧倒的にべん教や仕事の効率が高まります。
  • 1日15分、1アウトプットからスタートしてみてください。


(2)スキマ時間を活用する

  • 電車に乗っている時間、電車を待っている時間、昼休みの残り時間、待ち合わせの時間などスキマ時間を活用します。
  • このようなスキマ時間をインプット&アウトプットの自己投資の時間として活用すべきです。


(3)スマホをアウトプットのツールとして活用する

  • スマホはインプットではなく、アウトプットのツールとして使うべきなのです。いつでもどこでも入力できるのがスマホのよいところです。
  • 本の感想、映画の感想、学んだことの気付き。3行、3ポイントであれば、5分あれば書くことができる。
  • まずは5分からはじめて見る。できれば15分。


僕の場合、こんな感じでスマホでアウトプット練習しています。


さらに時間がない方

ここまでしてもまだアウトプット時間が足りないという方は、インプットの時間を減らすことがおすすめです。

「月3冊の読書をしているが、1冊もアウトプットできていない」状態よりも、
「月1冊の読書でいいので、1冊をしっかりとアウトプットする」の方が高い効果を得られます。

読書量を多くするのではなく、感想や気付きなどアウトプット量を多くすることを意識するほうがよいでしょう。
「月3冊読んで、3冊アウトプット」を続けると、アウトプット力は相当のレベルへ進化していきます。
1年も続ければ、ビジネスマンの上位20%に入ることは間違いない、と樺沢さんは言います。

読書感想を書く

読書におけるアウトプットは「読書感想」がおすすめです。
ブログやSNSで感想文を書いてみてはいかがでしょうか。

読書をしてアウトプットをするからこそ記憶に残り、自己成長につながるはずです。

読書感想テンプレート 初心者でも10分で読書感想が書ける

とはいえ、「読書感想を書いてください」と急に言われても困りますよね。

この本では、
「ビフォー」+「気付き」+「TO DO」
で10分間で読書感想は書ける、としています。

例えば、下記のようにまとめます。
①ビフォー:この本を読む前の私は○○でした。
②気付き:この本を読んで私は、△△について気付きました。
③TO DO:今後、××を実行していこうと思います。

まずはこの3行で簡単にまとめ、次にこれに具体的なエピソードや根拠などを肉付けしていくだけで、簡単にまとめることができるのです。

まとめ

以上、ベストセラー『アウトプット大全』読んで学んだ3つの読書術をご紹介しました。

  • 書き込む
  • 時間管理する
  • 読書感想をする

の3つを意識しながら、楽しい読書アウトプット生活を送ってみてはいかがでしょうか?


この本では、まだまだたくさんの具体的なアウトプット術が紹介されています。
気になる方はぜひ読んでみてください。

Googleカレンダーの「ゴール」機能を使って読書時間を確保しよう!英語学習とかにも使えるよっ!

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

 

本を読みたいけど、なかなか読む時間の確保ができない、そんな方に朗報です。

Googleカレンダーの「ゴール」機能を使えば、強制的に読書時間の確保ができます。

読書だけでなく、英語やスキルアップの時間を確保したい方にもおすすめです。

 

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Googleカレンダーの「ゴール」機能とは?

 Googleの提供する「Googleカレンダー」をスケジュール管理に使っている方は多いと思います。

僕も仕事やプライベートの予定を管理するために使っています。

  • PCとスマホでスケジュールが同期できること
  • ドラッグ&ドロップで予定の移動ができるなど使いやすい
  • 同僚や家族などと予定の共有がしやすい

など、多くの利点がありますよね?

 

一時期、僕もタスク管理や時間の使い方を見直すためにGoogleカレンダーをどう便利に使い倒すか考えていたことがあり、この記事も参考になりました。

ferret-plus.com

 

ところが、あまり知られていないのが「ゴール」機能。

簡単に説明すると、

  • 自分の目標に向けて計画的に行動することができるツール
  • ゴールを達成するために毎週どれだけの時間を費やしたいのかを選択
  • Google カレンダーがゴール達成までのスケジュールを自動的に設定
  • 自動設定された時間に別の予定が入った場合は、自動的にスケジュールの再調整が行われる。

というもの。

 

これを読書時間の確保にあててみるとどうなるのか、試してみたいと思います。

 

どれくらい読書をしたいのか考える

まずは自分が目標を自分がどれくらいの量の本を読みたいのか考えてみます。

仮に、1週間に1冊本を読むことが目標だとすると、1ヶ月で4冊、1年間ではだいたい52冊の本を読むこととなります。

自分の読書スピードを測ってみる

次は、自分の読書スピードがどれくらいなのか測ってみます。

 

今回はこちらを使ってみました。

www.sokunousokudoku.net

 

ぼくの場合は、825文字/分、読書速度の偏差値50.38、ハリーポッターを約6.5時間で読み終えることができるとのこと。

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新書のページ数が120,000文字と言われていますので、

825文字/分で割ると、138分=2時間18分で新書1冊を読み終える計算になります。

メモとったり途中でつっかえたりなどバッファを含めるとちょっと多めにみて3時間くらいになるという感じでしょうか。

 

今回は、1週間に1冊読むために、1週間に3時間の読書時間を確保する計算で実際にやってみようと思います。

 

「ゴール」に入力してみる

あとは「ゴール」に入力してみるだけです。

実際にやってみたのがこちら。

 

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右下の「+」ボタンをタップします。

 

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いつもは「予定」をタップしてしまいますが、今回は「ゴール」をタップ。

 

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読書なので、「自分のための時間」をタップ。

 

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「読書」をタップ。

 

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頻度を選びます。今回は、「週3回」にしてみました。

 

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時間を選びます。「1時間」にしてみました。

 

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都合のいい時間を選びます。日中は仕事があるので「夕方」にしてみました。

 

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カレンダーの空きから最適な時間を探してくれています。

 

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探してくれています。

 

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探してくれています。

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自動的に、「読書」の時間がカレンダーに挿入されました。

 

か、簡単すぎるっ!!

 

あとはやるだけ

Googleカレンダーに入れてしまえば、あとはやるだけです。

何で読書時間を確保できないかというと、

「空いた時間にやろう」

「疲れていなかったらやろう」

と考えてしまうから。

 

カレンダーに「予定」として入れてしまえばあとは淡々とこなすだけ。

 

僕もこれを使って楽しい読書ライフを送りたいと思います。

ぜひ活用してみてください。

 

 

ちなみに、

この「ゴール」機能がどんな想いで作られたのか、こちらの記事が大変おもしろかったです。

japan.cnet.com

 

――どのような発想で「ゴール」機能の実装に至ったのでしょうか。
 カレンダーを使って、個人が持つ目標や理想の達成を支援したいのです。たとえば、ランニングする、読書する、家族との時間を増やすという目標をゴールを使うことで叶えることができます。

 機能の実装にあたり、学術研究結果を調べました。ランニングを日常に取り入れたいという目標を設定した人で、自然に目標を達成できる確率は30%にすぎません。これを改善する方法として、ランニングがいかにメリットがあるかを説明するよりも、ユーザーが週に何回ランニングするか、朝にするか、夜にするかなど、何らかの形でユーザー自身が目標にコミットしていくよう働きかけることで、達成率が90%に上がったという結果を見つけたのです。こうしたヒントから、ゴール機能の実装に至りました。 

――すでに「ゴール」を使って予定は達成しましたか。
 2016年の初めに、週3回のランニングをゴールとして設定しました。結果、アシスト機能があまりにもうまくいったため、少し頻度を下げる必要がありました。また、別の開発メンバーは読書をゴールに設定したところ、ゴール設定後の3カ月分の読書量が、2015年1年間の量を上回ったのです。

 

読書時間が確保することができたら、その次は本を「読む早さ」と本をきちんと理解できるための「読む力」をつけていきたいです。

 

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書

 
速読日本一が教える すごい読書術――短時間で記憶に残る最強メソッド

速読日本一が教える すごい読書術――短時間で記憶に残る最強メソッド

 

 

 

時間がないサラリーマンこそおすすめ。読むとアウトプット欲が猛烈に出てくる本。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_moriです。

「熊本の読書屋さん」と名乗り、本で得た学びをブログで発信する活動をしているのですが、発信をすること=アウトプットってなかなか難しいですよね。
アウトプットは大事だと様々なメディアで言われているものの、実際に行動に移すのはかなり難しいと感じています。

実際にこんなことはないでしょうか?

  • 本を読んだりセミナーに行って、そのときはやる気が上がっていても、日常生活に戻るとすっかり忘れてしまう。
  • いくら知識を吸収しても、実際に仕事に活かすことができず、単なる知識コレクターになってしまう。
  • そもそも忙しくてアウトプットをする時間がない。

僕も本は月に20冊程度読むのですが、読んだ本の内容をすべて覚え、その本で学んだことを活かして行動ができているかと言ったら、そうではありません。


今回、樺沢紫苑著『学びを結果に変える アウトプット大全』を読んで、アウトプット欲が猛烈にでてきたので、その内容をご紹介します。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)


本書によると、アウトプットをすることによって得られるメリットは6つ。
1. 記憶に残る
2. 行動が変わる
3. 現実が変わる
4. 自己成長する
5. 楽しい
6. 圧倒的な成果が出る

1つでもピンと来た方は、本書を一度読んでみることをおすすめします。


成長したいならアウトプットしろ

本を100冊読んでも、まったくアウトプットにしなければ、現実の世界は何ひとつ変化することはありません。
(引用:『学びを結果に変えるアウトプット大全』より)

本書の「はじめに」に書いてある一文です。
本を読むこと=インプットはたしかに重要ですが、現実の世界を変えていくには行動する=アウトプットしていくしかありません。

本書によると、自己成長はアウトプットの量に比例するといいます。

  • 月3冊読んで月3冊アウトプットする人
  • 月10冊読んで1冊もアウトプットしない人

の2人を比べると、自己成長の量は「月3冊読んで月3冊アウトプットする人」の方が圧倒的に高くなります。


なぜなら、いくらインプットしてもアウトプットしなければ、記憶として定着しないためです。
知識や学びを得るために本を読むのに、せっかく読んだ本が定着しなければ、いくらたくさんの本を読んだとしてもそれは無駄になってしまいます。


つまり、成長したいならアウトプットをするべきです。


気づきのメモをとれ

本書ではノートの取り方も言及されています。
これまで28冊の著書を出している樺沢さんはノートのとり方をご紹介します。日々のノートのとり方によって、学びのスピードは何倍にも変わってくると言います。

  1. 1冊のノートにすべてをまとめる
  2. 自分のこだわりのノートを持つ
  3. 見開き2ページに収める
  4. レジュメにメモしない
  5. 細かくノートをとりすぎない
  6. 気づきを3つ書く
  7. TO DOを3つ書く


この7項目が樺沢さんが心がけているノートのとり方ですが、特に僕が気になったのが、

  • 気づきを3つ書く
  • TO DOを3つ書く

の2つ。


本やセミナーなどでメモをとる時にやってしまいがちなのが、内容を事細かに書き取ってしまうこと。
本やセミナーの内容そのものは、本は後で読み返せばよいし、セミナーでは配布資料を確認すれば済む話です。
重要なのは、そこからどんなことを気づいたのかということ。

気づきはたったの30秒で忘れてしまうといいます。その内容を忘れないようにすぐにメモとしてアウトプットすることが重要です。
本やセミナーは気づきを得て、自己成長することが目的のはずです。


本書では、2時間のセミナーで3つの気づきがあれば十分だと言います。


さらに、現実を変えるには気づきだけでなく、実際に行動する必要があり、そのためにTO DO にまで落とし込むと行動しやすくなります。

ちなみに、僕は本書を読んで得た気づきとTO DOをこんな感じにアウトプットしてみました。


時間管理をしてアウトプットしろ

アウトプットをしようと思ってもできない、という方は多いと思いますが、その理由は時間がないからと思います。
しかし、本当に時間がないのでしょうか。

本書ではスキマ時間を活用したアウトプットが提唱されています。

  • 電車に乗っている時間
  • 電車を待っている時間
  • 昼休みの残り時間
  • 待ち合わせの時間

などに、本や映画の感想を3行でアウトプットするところからはじめてみてはいかがでしょうか。

SNSに感想をアウトプットする。
時間にして5分もかかりません。

まずは、短時間でアウトプットすることを習慣にすることが必要です。


それでも時間が足りないという人は、「インプットの時間を減らす」ことも推奨されています。
そもそも、自己成長のためにインプットをしているはずなので、アウトプットを伴わないインプットは意味がないといってもいいでしょう。

  • 月3冊読んで月3冊アウトプットする
  • 月10冊読んで1冊もアウトプットしない

本を読む量を7冊減らしても、前者の方が学びになります。

僕も本を読みすぎていて、なかなか活かせていないので、これからどんどんアウトプットを増やしていく予定です。

まとめ

以上、『学びを結果に変える アウトプット大全』を読んで学んだことをご紹介しました。

まずは今回ご紹介した「本や映画の感想を5分でアウトプットする」からはじめてみてはいかがでしょうか?

ちなみに2018年10月15日から、本書に関連する企画が開催されます。
毎日1名に1000円分のAmazonギフト券が当たる「お題でアウトプットキャンペーン」と題し、Twitter上にて開催されます。
書籍「アウトプット大全」15万部突破記念 毎日1名に1000円分のAmazonギフト券が当たる 「お題でアウトプットキャンペーン」 < その他お知らせ < ニュース|サンクチュアリ出版


僕も参加してアウトプットの練習に励みたいと思います。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

フローレンス駒崎弘樹さんのおすすめ本7選。NPO志望の学生だけでなく起業・ビジネスに関心がある人は読んだほうがいい。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり)@dokusho_moriです。


昨日読んだ、認定NPO法人フローレンス代表 駒崎弘樹さんの本『働き方革命  ――あなたが今日から日本を変える方法』が面白すぎました。

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

働き方革命―あなたが今日から日本を変える方法 (ちくま新書)

2009年に出版された本ですが、当時はブラック企業問題などが話題になり始めた頃。
自身の経営するNPOを働きやすい職場に変えていったノウハウもしっかりと記載されており面白く、自分自身の働き方自体も考えさせられました。

駒崎さんは、病児保育のNPOを経営されている方で、NPO関係ではかなり有名です。(たまにtwitterが炎上しているところもみかけます。笑)
これまでの病児保育ではなかった「非施設型(訪問型)」「共済型」のビジネスモデルがうまくいき、その規模や売上などにおいてかなりの成功を収めました。
詳しくは著書「『社会を変える』を仕事にする:社会起業家という生き方」などをご参照ください。

「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫)

「社会を変える」を仕事にする: 社会起業家という生き方 (ちくま文庫)


駒崎さんの本、他にも何冊か読みましたが面白いのが巻末の参考書籍。
働き方ソーシャルビジネスだけでなく、IT起業や長年のNPO経営の経験からかビジネス関係の本も多く紹介されています。

  • ニューズウィーク「世界を変える社会起業家100人」にノミネート
  • 「ハーバードビジネススクール クラブオブジャパン アントレプレナーオブザイヤー2008」にノミネート
  • ニューズウイーク日本版 「日本を救う中小企業100」に選出
  • ハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくる U40経営者20人」に選出
  • 「ロレアル・ユネスコ女性科学者 日本特別賞」受賞

など数々のビジネス関係の賞を受賞している駒崎さん。


そんな駒崎さんの血肉となっている本とはどんなものなのでしょうか?

今回は、駒崎さんの書籍に「参考書籍」として紹介されているものを中心にご紹介します。
NPO志望の学生さんだけでなく、起業やビジネスに関心がある方も必読です。

働き方」関連

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

最少の時間と労力で最大の成果を出す 「仕組み」仕事術

仕事を「スマート化」するために、大事な「仕事の仕組み化」を具体例とともに紹介。
この本を読み、「作業系」の仕事を減らし、「考える系」の仕事にかける時間を増やしていきたいと思いました。


社会起業家

チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える

チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える

世界中の「チェンジメーカー」と呼ばれる社会起業家を紹介している本。
個人的には、小児病院に笑いと希望を運ぶピエロたち「ソッコルソ・クラウン」には衝撃を受けました。


ソーシャル・アントレプレナーシップ―想いが社会を変える

ソーシャル・アントレプレナーシップ―想いが社会を変える

日本のソーシャルビジネスを中心に事例を紹介。
第八章 ソーシャルアントレプレナーへのステップ では、理論中心に整理されています。

キャリア

キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるか? (ソフトバンク文庫)

キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるか? (ソフトバンク文庫)

会社がこの先どうなるかわからない時代に、自分のキャリアをどう作っていくかを解説した本。
キャリアを切り開いていきたい方におすすめ。

ソーシャルベンチャーの実務・経営系

非営利組織の経営―原理と実践

非営利組織の経営―原理と実践

「マネジメント」で有名なドラッカー先生の本。
NPO経営者に聞くと必ずと言っていいほど、この本は読んだ、というほど鉄板中の鉄板。


はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

はじめの一歩を踏み出そう―成功する人たちの起業術

ビジネスを行っていく上で情熱や行動力があるのはもちろんいいことですが、それだけではそのうちガス欠してしまいます。
事業を回していく上での「仕組み化」についての解説本。スモールビジネスから組織へと移るステージには必ず読んでおきたい本。


一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト

一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト

商品やサービスをいくらで売るのかがよいのか。安すぎても高すぎても商品は売ることはできません。
値段をどうやって決めるのか、超具体的なノウハウが書かれています。

まとめ

以上、フローレンス駒崎さんのおすすめ本をご紹介しました。

駒崎さんの書いた本は、語り口もやわらかく、ストーリー超になっていることも多いため、非常にわかりやすく短時間で読むことができます。
全体像を理解したところで、もっと詳しい理論を体に染み込ませたい人は、参考書籍まで読むことをおすすめします。

全部読むのは難しいかもしれませんが、参考書籍までしっかり読むと、本への理解度が深まり、内容を自分の血肉にできることでしょう。

おすすめです!

走りたいけどモチベーションが上がらない人ははこの本を読め。とにかく走りたくなる。村上春樹ファン以外も騙されたと思って読んでほしい。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり)@dokusho_mori です。

熊本の読書屋さんと勝手に名乗ってまして、読書情報を発信しております。

読書といえば、「読書の秋」。読書に最適なシーズンとなりました。
暑すぎず、寒すぎず、夜も長くて、なんだか本が読みたくなる、そんな季節が読書の「秋」なんだなあとしみじみ思います。

と同時に、この気候。どうしても運動もしたくなります。
暑すぎず、寒すぎず、そして空気が気持ちいい。

「日頃の運動不足を解消したい」そんな気持ちはあるけれど、なんだか面倒くさい。なんとかならないだろうか。
そう思う方は、僕以外にも多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回、村上春樹著『走ることについて語るときに僕の語ること』を読んで、とにかく外に出て走りだしたい!そんな衝動が押さえきれなくなってしまったので、ご紹介します。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

実は、僕は村上春樹さんの本自体はあまり読んだことがありません。
なんというか食わず嫌いというか。読んだのは、『TVピープル』くらいです。
そんな村上春樹シロウトの僕でもはまってしまったこの本、村上春樹ファンの方以外にもぜひ読んでいただきたいです。

本の内容

『走ることについて語るときに僕の語ること』(はしることについてかたるときにぼくのかたること)は、村上春樹のエッセイ集(村上は「メモワール」(回顧録)と呼んでいる)。
(引用:Wikipediaより)

『ノルウェイの森』、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、『ねじまき鳥クロニクル』、『海辺のカフカ』、『1Q84』など様々な国内外で人気の小説家村上春樹さんは、国内外のマラソン大会に多く出場しているなど熱心なランナーであることも有名です。
この本では、村上春樹さんの小説家としてのキャリアと「走ること」がどれだけ関連していたかが述べられているもので、走っている時に何を考えているのか、フルマラソンやウルトラマラソンを走ったその先にはどんな気持ちになるかなど詳細に書かれています。

1983年のアテネ-マラトン間での初マラソンの回想、2005年度ニューヨークシティマラソンの準備期間などの想いをつづる。そして自身の小説家としてのキャリアが、いかに「走ること」と連関していたかを述べる。
小説を書くきっかけとなった神宮球場でのデーゲーム、群像新人賞受賞、ジャズ喫茶の経営と小説の執筆を振り返りつつ、小説家の資質に必要なのはまず才能としながらも、集中力を持続させるための体力が不可欠だと考える。そのために、自身の孤独を好む性格にフィットし、特に場所を選ばない長距離走を選んだ。そして村上は「走ること」にさまざまな思いを抱えながらも、それを四半世紀ほど一貫して続けてきた。
作家=ランナーとしての村上春樹の側面が垣間見られる作品である。
(引用:Wikipediaより)

とにかく「走る」ことに対して真摯に向き合っている村上春樹さん、本を読み始めた直後からその世界に引き込まれていきます。

とにかく走り出したくなる

本書で印象的だったところをいくつかご紹介します。

今日は疲れていて走りたくないということだってある。だからあらかじめ週に一日くらいは「お休み」の日を設定しておくわけだ。それで週に60キロ、一ヶ月におおよそ260キロという数字が、僕にとっては「まじめに走る」ことのいちおうの目安になる。

小説を書くことは、フル・マラソンを走るのに似ている。基本的なことで言えば、創作者にとって、そのモチベーションは自らの中に静かに存在するものであって、外部にかたちや基準を求めるべきではない。

昨日の自分をわずかにでも乗り越えていくこと、それがより重要なのだ。長距離走において勝つべき相手がいるとすれば、それは過去の自分自身なのだから。

小説のちょっとしたアイデアが頭にふと浮かぶこともある。でもそれにもかかわらず、実際にはまともなことはほとんど何も考えていない。
僕は走りながら、ただ走っている。僕は原則的には空白の中を走っている。逆の言い方をすれば、空白を獲得するために走っている

「瀬古さんくらいのレベルのランナーでも、今日はなんか走りたくないな、いやだなあ、家でこのまま寝てたいなあ、と思うようなことってあるんですか?」と質問してみた。瀬古さんは文字通り目をむいた。そして<なんちゅう馬鹿な質問をするんだ>という声で「当たり前じゃないですか。そんなのしょっちゅうですよ!」と言った。

単純に、すごくないですか!?

あれだけの小説を生み出しなら、走ることにもこれだけ真剣に向き合っている。
1日10キロ、約1時間走っているというのにも驚きです。

なぜそれだけ走るのか、疑問だったのですが、村上さんがなぜ走るのか、何を考えて走るのか、紡いでいく言葉ひとつひとつを読んでいくと、走ることってこんなにすばらしいのかと思います。

37キロあたりで、何もかもがつくづくいやになってしまう。ああ、もういやだ。これ以上走りたくなんかない。

リアルですよね。この感情の動き。
弱さを乗り越えた先に、何があるのか、体験してみたくなります。

実際に走ってみた

この本を読み、村上春樹さんの走ることへの真摯な想いに触れ、僕もいても立ってもいられずランニングに行きたくなりました。

着替えてすぐに走りにいく。

走っているときは、いろんなことを考えます。5kmしか走っていないので、時間にして30分弱。
走り慣れていない僕にとっては、30分というのはとても長く感じます。
15分くらいで息が上がり、足も重くなり、汗も吹き出てくきます。
きつい、とにかくきつい。

でも、走り終えたときの達成感と爽快感はすごい。

本を読んで、やる気を出して、走ってみて本当によかったと思います。

やる気を出すためのスイッチとして使いたい

今回、ご紹介した村上春樹著『走ることについて語るときに僕の語ること』。

村上さんの小説家という仕事と走ることに対する真摯な想いを読み、継続することがどれだけ大変でよいことがあるのか、そしてただ単に走ることがどれだけ楽しいのか、というのを感じずにはいられません。

単純にこの本を読むと、走りたくなります。

仕事や勉強もそうですが、「継続」というのは非常にむずかしいもの。
続けなくてはいけない理由は少ないけど、
「体調が悪い」「天気が悪い」「上司が悪い」などやめてしまう理由はいくらでもあるもの。

僕の場合、継続しなくてはいけないことをやめてしまいたくなったとき、
この本を読んでやる気のスイッチを入れていきたいと思います。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることで人生が変わった: ランナー27人の生き方

走ることで人生が変わった: ランナー27人の生き方

「怒りそうになったらおっぱいのことを考えたらいい」という新しいアンガーマネジメント

こんにちは、本貴典(ほんたかのり)@dokusho_mori です。

仕事で人との関わりが多いほど、ついついイラッと来てしまうことは多いのではないでしょうか。
ぼくも仕事相手に期待していたことが裏切られてしまったときなど、ついついカッとなって、感情のままに相手と向き合ってしまうこともあります。


昨今、「アンガーマネジメント」が話題になっているように、怒りの感情とどう向き合うかは、ビジネスマンにとっても非常に重要ではないかと思います。


アンガーマネジメントとは?

1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。
怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。
当初は犯罪者のための矯正プログラムなどとして活用されていましたが、時代の変遷とともに一般化されていきました。
(引用:日本アンガーマネジメント協会ウェブサイトより https://www.angermanagement.co.jp/about


今回、森見登美彦著の小説『ペンギン・ハイウェイ』を読んで、怒りの感情を向き合うには「おっぱい」のことを考えたらよいのでは、という新たな気づきを得られたのでご紹介します。

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)


ペンギン・ハイウェイのあらすじ

小学4年生のアオヤマ君の住む街で、ある日突然、ペンギンの群れが出現する怪事が起こり始めた。ペンギンの正体と彼らの目指す先についての研究「ペンギン・ハイウェイ研究」を始めたアオヤマ君は、顔なじみの歯科医院のお姉さんがペンギンを出現させる瞬間を目撃する。だが、なぜペンギンを出せるのかは、お姉さん自身にも分かっていなかった。

ペンギンの出現法則を解明しようとお姉さんと実験する一方、アオヤマ君は友人のウチダ君、同じクラスのハマモトさんとの3人で、ハマモトさんが発見した森の奥の草原に浮かぶ謎の球体〈海〉についての共同研究を始める。やがてアオヤマ君は、〈海〉とペンギンとお姉さんの奇妙な関連性に気づく。
(引用:wikipediaより)


小学4年生のアオヤマ君が街で起こる不思議な現象を研究するお話。
友人のウチダ君やハマモトさんとの共同研究を進めていく中での人間関係や、アオヤマ君からお姉さんへの淡い思い、クラスメートでいじめっ子のスズキ君の登場など、それぞれの人物や人間関係も非常に魅力的に描かれている作品です。


映画化もされています。
www.youtube.com

怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといい

さて、表題の「怒りそうになったらおっぱいのことを考えたらいい」についてです。

作中で、アオヤマ君はクラスメートのスズキ君に研究の邪魔をされるなどひどいことをされてしまいます。

その翌日、アオヤマ君は友達のウチダ君に対して、前日にスズキ君にどんなことをされたのか話をするシーンがあります。

「ひどいことをするなあ!本当に!」

「でもノートはコピーを作ったから安心だ。探検地図はまた描き直せばいい。スズキ君から取り返すよりも、新しく作ったほうが効率的だと思うんだ」

「アオヤマ君はスズキ君にも怒らないんだね」

「怒りそうになったら、おっぱいのことを考えるといいよ。そうすると心がたいへん平和になるんだ。」


僕は、このささいなやりとりを見て、これはまさに人生の真理なのではないかと思いました。
そうです、怒りとおっぱいの関係性です。

ここで言われているのは、

  • 日常的にカッとなってしまったときにすぐに怒りの感情を表してしまうのではなく、一回「おっぱい」のことを考える。

ということ。

たしかにそうすると、怒りどころではないと思うんですよね。
怒りの感情と「おっぱい」の両立することはできません。



アンガーマネジメントでは、

「怒りのピークは長くて6秒」です。激高するような怒りでも、6秒をやり過ごせば怒りに任せて衝動的に行動しにくくなります。

といわれています。
style.nikkei.com



ただ、経験上6秒間をどうやり過ごすか冷静になるのかが案外難しいように感じます。
6秒間をやり過ごすために何をするか。


そこで「おっぱい」です。


その6秒間の間に
「おっぱい」のことを考える
ということを習慣化することができれば、
怒りの感情をやり過ごすことができるのではないかと考えたのです。


まとめ

森見登美彦著の小説『ペンギン・ハイウェイ』からヒントを得て、
「怒りそうになったらおっぱいのことを考える」という新しいアンガーマネジメントのご紹介をしました。

  • 怒ったらまず6秒待ってみる。
  • その6秒間に「おっぱい」のことを考える


それだけです。
怒りの感情が生まれてしまったとき、ぜひ使ってみてください。

ウチダ君はあきれたみたいに言った。

「アオヤマ君はおっぱいが好きすぎるね。」

「ぼくは好きなんじゃないよ。おっぱいを研究しているだけだよ。」


そうなんです、僕も「おっぱい」を研究しているだけなのです。

[図解] アンガーマネジメント超入門 怒りが消える心のトレーニング

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ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

ペンギン・ハイウェイ アオヤマ君ノート

ペンギン・ハイウェイ アオヤマ君ノート

ペンギン・ハイウェイ (角川つばさ文庫)

ペンギン・ハイウェイ (角川つばさ文庫)

結婚して3年たったので、「夫婦の自立」について考えた。40代で2回目の人生を生きるためにできること。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

2015年に結婚したのですが、いつのまにか3年間の月日が経過していました。

出産後、子育てがいちばん大変な時期に夫婦関係が冷え切る現象を「産後クライシス」と言うそうです。
toyokeizai.net


うちは子どもはいませんが、産後クライシスのような夫婦の危機は子どもがいなくてもあり得るもの。

特にこの「結婚3年経過」というお互いのよいところ・悪いところが見えてき始めたこのタイミングが、
2人で今後歩んでいく50年をどう生きるかを考える非常によい時期なのでは思っています。


今回、ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」を読んで、
これは、個人としての「未来の働き方」だけでなく、「夫婦2人の未来の働き方」についてのことだ!
と感じました。

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる


この本では、

人生を2回、生きよう!40代で自分のオリジナルの人生を始めよう!

ということを提唱しています。
40代からの人生を考えるには、10年前の30代から。

夫婦で40代からの人生について話してみてはいかがでしょうか?


人生を2回生きるとは

本書で提唱されている、というこのコンセプト。

人生を2回、生きよう!40代で自分のオリジナルの人生を始めよう!

改めてどういうことなのか説明すると、

働く期間を、

  • 前期職業人生=20代〜40代後半まで
  • 後期職業人生=40代後半以降

に分けてみることで、働き方の選択肢を増やしてみよう!というもの。


終身雇用と定年退職が前提とされていない働き方が当たり前となっている今、
新卒で入社した会社を転職することは珍しくありません。

僕自身もこれまで3つの組織で仕事をしてきていますし、同年代で転職を一度もしていないという人の方が少なくなってきているでしょう。


本書でなぜ「40代で自分のオリジナルの人生を始めよう!」と言われているのかというと、
2回目の選択の方が自分自身のオリジナルの選択をしやすくなると考えられるためです。

20代で初めて仕事を選ぶときは、いくら必死で考えても、みんな同じような仕事や会社を志望してしまいます。
親や友人など周りの意見に流されてしまうし、自分基準で選ぶ情報も持ち合わせていないためです。

ところが40代で職業人生を考えてみると、違う道へ進むことへのリスクもなんとなく理解でき、より自分基準の選択ができるようになります。

20代から様々なことを経験してきたことで、やりたいこと・やりたくないことがはっきりしてくるともいえるでしょう。


人生を2回生きる働き方のパターン

では、その後半の職業人生にはどんなものがあるのか。
本書では、「人生を2回生きる働き方のパターン」として、6つの例提示しています。

①従来型
23歳から定年までずっと同じペースで働き続け、定年でいきなり無職に!

②休憩型
40代でいったん仕事を辞め、何年間か自分のやりたいことを思いっきりやってから仕事を再開。

③後半間欠泉型
40代でいったん仕事を辞め、その後はモーレツに働く時期と、少しだけ働く時期と、完全にオフにする期間をとりまぜる。

④プチ引退型
40代以降は、プチ引退、ハーフ引退、わがまま引退などの形で働く時間を減らす。

⑤独立フリーランス型
40代でいったん仕事を辞め、若い頃の夢であった職業にチャレンジしたり、「あるべき業界の姿」実現のために起業。

⑥専業主婦(主夫)→ビジネス型
前半は専業主婦(主夫)として家事・育児などに専念、後半は仕事に専念。

これまでは、①従来型にあるように、特に男性の場合は「働く」ということは仕事人生の40年間ずっと同じペースで働き続けることだと思われてきました。
働く本人もそれが正しいと信じ込んでいるように思えます。

けれど、このようにパターンを示されると、本当に色々な選択肢があることがわかります。


実際に、一人でこれを実現するのは難しいかもしれませんが、夫婦2人で考えてみるとこの選択肢がより現実的なものになります。

ある時期には夫が自分のやりたいことをやるために妻が稼ぎ一定の収入を確保し、
夫婦2人の時間を大切にするためにある時期には2人でモーレツに働き、そのあとは働く時間を減らすなど、
リスク分散することができます。


本書が出版されたのが2013年ですが、それから5年が立ち、インターネットを使ってマネタイズする仕組みが当時よりも発展してきています。
2018年はもっと、オリジナルの人生を歩みやすい時代になってきたともいえるでしょう。


オリジナル人生を設計するためのステップ

実際にオリジナル人生を設計するためにはどうしたらいよいのでしょうか。
本書では、「 オリジナル人生を設計するためのステップ」として3つ提示しています。

①手に入れたい人生を明確にしよう!
②複数の将来シナリオをもとう!
③市場で稼ぐ力をつけよう!

詳しくは本書をお読みいただくとして、僕が一番興味深いと思ったのが、「③市場で稼ぐ力をつけよう」です。
いくら手に入れたい人生を明確にし、それに向かって動き出そうとしても先立つものがなければ話になりません。

組織に所属して仕事をしていると、市場感覚が弱くなってしまいます。
この商品に誰がお金を出すのか、どのように購入されるのか、市場に評価されるものは何なのか、それに向き合うことで市場から稼ぐ力をつけることができるのです。

僕自身は、あまり大きくない組織とはいえ、毎月決まった給料が入ってくる生活をしています。
実際に市場でどれだけ稼ぐことができるのか、その練習する意味を込めて、先月からブログを始めました

「市場で稼ぐ力」をつけることは、オリジナルの人生を設計する上で大きな力になります。


これから自立していくには

まずは本書に書いているように、

①手に入れたい人生を明確にしよう!
②複数の将来シナリオをもとう!
③市場で稼ぐ力をつけよう!

のステップを実際にやってみることをオススメします。

  • 自分のやりたいことはなんなのか考えてみる。
  • 考えてみてなにか思いついたら、毎日のスケジュール表をつくるくらい詳細にイメージしてみる。
  • できればそれを1週間くらい休みをとって予行演習してみる。


それくらいできたら、イメージはばっちりですよね。


やりたいことをやり、市場から稼ぎ、オリジナルな人生を生きる。
これが自立ということなのかなと思います。


僕としてはこれから個人でしっかり考えて、夫婦の問題としてしっかり話し合ってみたいと思います。
夫婦の自立のために。


夫婦で話し合うといえば、これオススメです。

3522navi.buyshop.jp


ちきりんさんの本はこちら

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる




#わたしの自立

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