読書の森

熊本の読書屋さん兼サラリーマンが、気持ちの乗った書評と、読書グッズ、読書環境、読書ニュースのことについて書いています。

サイズが大きなカラー印刷の本がかっこいい。ビジネスマンが部屋に置いて置くと一目置かれる、そしてモテるビジネス書4選。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

本の中身もそうですが、見た目も大事だと思うことがよくあります。

本屋さんや、コワーキングスペースに置いてある、かっこいいあの本たち。
自宅の本棚に飾っておきたい、見た目がかっこいい本ってありますよね。
なんだか部屋においておくだけで、なんかすごそうだと一目置かれたり、かっこよくてモテそうなそんな本って。

僕の場合、ちょっとサイズが大きな本がかっこいいのではないかと思い、そんな本を集めてみました。


ビジネスモデルジェネレーション

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

  • 作者: アレックス・オスターワルダー,イヴ・ピニュール,小山龍介
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: 大型本
  • 購入: 29人 クリック: 473回
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全世界で大反響のロングセラーがついに日本上陸!!45カ国470人のイノベーターによるビジネスモデルのイノベーション実践ガイド!!3Mやエリクソン、デロイトといった一流の企業やコンサルタントが採用しているビジネスモデルの概念は、実践的かつ革新的なテクニックで形作られています。時代遅れの既成概念を捨て去り、価値創成の新しいモデルを掲げた本書は、さまざまな組織のマーケターや開発担当者、コンサルタント、起業家、リーダーにとって読み応えのある1冊となっています。ビジネスモデルを9つの要素に分解することで、より深いレベルで顧客、販売チャネル、パートナー、収入の流れ、原価構造などが理解できます。さらに最も一般的なパターンも豊富な事例をもとに詳しく解説しています。[ビジネスモデルの理解]→[設計]→[実行]を系統的に学ぶことができる本書は、いわばイノベーションを起すための、革新的かつ斬新な「ビジネスモデル発生装置」です。【原題】Business Model Generation: A Handbook for Visionaries, Game Changers, and Challengers

「ビジョナリー、イノベーターと挑戦者のためのハンドブック」とある通り、
「ビジネスモデルキャンバス」というツールを使いながら、海外の一流企業を中心に多くのビジネスモデルの概念を説明しています。

全ページカラーで273ページまでありますが、
イラストや図解、写真などがふんだんに使われており、読み始めてみると本の分厚さはあまり感じません。

デザイン思考の考え方も多く取り入れられていますし、本自体のデザインもスマートで洗練されています。

何より、ビジネスモデルジェネレーションを知っていて、所有していること自体に、なんとなく「かっこいい」感じがにじみ出てしまいます。


バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る

バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る

バリュー・プロポジション・デザイン 顧客が欲しがる製品やサービスを創る

  • 作者: アレックス・オスターワルダー,イヴ・ピニュール,グレッグ・バーナーダ,アラン・スミス,関美和
  • 出版社/メーカー: 翔泳社
  • 発売日: 2015/04/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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日本で8万部突破&30カ国以上で出版された世界的なベストセラー
『ビジネスモデル・ジェネレーション』(小社刊)の続編が遂に登場! !

【本書の概要】
☆こんな皆さんに「バリュー・プロポジション・デザイン」をお勧めします! !

◆価値創造という仕事のプレッシャーに押しつぶされそう! !
◆実のない会議やばらばらなチームにうんざり・・・
◆期待された目玉プロジェクトで大失敗してしまった!
◆いいアイデアだったのにうまくいかなかった……(がっかり)など

「自分が売りたい商品」ではなく、「顧客が欲しがる商品」を! !
「価値創造のパターン」を理解する

本書を読めば、「価値創造のパターン」を目に見えるようにすることで、顧客にとってなにより大切な、やるべき仕事、ペイン(痛み)、ゲイン(利得)をズバリと解決するような提案が顧客にできるようになります。つまり利益の出るビジネスモデルを上手にデザインすることができるようになります。

上でご紹介した、ビジネスモデルジェネレーションの続編ともいえる本書。
ビジネスモデルキャンバスの中身をさらに「顧客視点」を入れて、顧客の「ペイン(痛み)」と「ゲイン(利得)」はなんなのかが考えられるようになりました。

起業家志望の方だけでなく、自社の新規事業担当者やビジネスモデルのデザインに関心がある方もぜひ読んでみたい本。

前作、ビジネスモデルジェネレーションよりもさらにポップ感が増した表紙にも注目。


退屈をぶっとばせ! ―自分の世界を広げるために本気で遊ぶ

退屈をぶっとばせ! ―自分の世界を広げるために本気で遊ぶ (Make: Japan Books)

退屈をぶっとばせ! ―自分の世界を広げるために本気で遊ぶ (Make: Japan Books)

  • 作者: Joshua Glenn,Elizabeth Foy Larsen,大網拓真,渡辺圭介
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2018/05/26
  • メディア: 単行本
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本書は、自分自身にとって意味のある人生を作りたいと考えている10代の少年少女のための書籍です。
その内容は「すぐに大人にほめさせない」「学校に行かないで学ぶ」「ADHDの子どもへのメッセージ」など、成長の過程で必要なことが書かれたエッセイから、「文章を書くためのエクササイズ」「批評する方法を身につける」「スニーカーをデコる」「クッキーの焼き方を通して科学実験を学ぶ」「政治家に自分の考えを伝える」「ガレージセールでお金をかせぐ」「自分で自転車を修理する」「ゲームデザインを学ぶ」など、自己表現、社会活動、DIYに関連したハウトゥまで幅広く、これらを知り、体験することで、企業が提供する出来合いの娯楽ではない、本当に夢中になれることを自分で見つけることができるでしょう。
感受性の強い10代のうちに触れておきたい書籍、映画、音楽も多数紹介しています。

本書はmakers/fablab/3Dプリンター/電子工作などの界隈の人たちが絶賛する本。

大人になるにつれて、挑戦することが少なくなり、周りの評価を気にして生きてしまうもの。
本書では、子どもの好奇心を伸ばしていくためのDIYに関連した方法などが幅広く書かれており、読むだけでワクワクし、挑戦してみたくなります。

この本を持っているだけで、
「挑戦している大人なのね、すてき」
と思われることうけあいです。


MAKE SPACE メイク・スペース スタンフォード大学dスクールが実践する創造性を最大化する「場」のつくり方

メイク・スペース 創造性を最大化する「場」のつくり方

メイク・スペース 創造性を最大化する「場」のつくり方

  • 作者: スコット・ドーリー,スコット・ウィットフト
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2014/04/18
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る

イノベーションの源となる自由な発想と活発なコラボレーションを生み出すには、それに適した「スペース」が必要だ。しかも、それはプロジェクトの規模や性質、そして進捗状況に応じて進化しなくてはならない。だが、どうすれば、スペースは進化できるのだろうか。本書では、dスクール設立以来の経験を元に、グループワークの効果を最大化する自作家具やツール、それらの設置と運用のしかたなど大きな効果をもたらす環境づくりのヒントを紹介。また、これらの基盤となっているさまざまな研究や洞察も豊富に収録する。オフィスで、学校で、そして家庭でも役に立つ、クリエイティブな環境づくりの秘訣をdスクールの教官たちみずからが明かした「スペース」のバイブル。

イノベーションを生み出すための「場」=スペースの必要性を説く本書。
スペースはどのように進化できるのか、その手法をスタンフォード大学dスクールの事例をもとに紹介されています。
スペースについてのアイデアを考える際には必ず、手元に置いておきたい本。

この本を持っているだけで、
「Spaceにも気を使っている大人なのね、すてき」
と思われることうけあいです。


システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」

システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」

システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」

  • 作者: 前野隆司,保井俊之,白坂成功,富田欣和,石橋金徳,岩田徹,八木田寛之
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2014/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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イノベーション創出のためのまったく新しい方法論「システムデザイン・マネジメント(SDM)」の考え方、手法、活用事例を集約した決定版テキスト。
正解のない問題に直面したとき、何をどう考えたらいいのか――。そのヒントがぎっしり詰め込まれた1冊です。

私たちが直面している複雑な問題を解決するには、物事を全体としてとらえ、システマティックに分析し、創造的にマネジメントしていくという新しいアプローチが必要です。
部分最適ではなく、全体として整合性のとれた、イノベーティブで実現可能な問題解決方法が求められています。そのコアとなるのが「システム思考」と「デザイン思考」を
融合させる新しい考え方――システムデザイン・マネジメント(SDM)なのです。

イノベーション創出のための手法を慶応大学SDMの監修のもとまとめられている本書。
これまで様々なイノベーションの現場で使われてきた、「デザイン思考」と「システム思考」の考え方を融合させたシステムデザイン・マネジメントという考え方が紹介されています。

写真や図を多く使いながら、ワークショップの事例や、ツールが多数掲載。
本書を読んでいるだけで、なんだかイノベーションが起こせそうな気になってきます。

この本を持っているだけで、
「なんだかイノベーションが起こせそうね、すてき」
と思われることうけあいです。


まとめ

今回、部屋に置いているとかっこいい本を5冊ご紹介しました。

真面目に読むもよし、インテリアにしてしまうのもよし、

ですが、

できれば、真面目に読んでみて、本の内容を血肉にしていきたいものです。

積読解消には読書環境の改善から。自分で作り出せる格安で最高な読書環境を考えてみた。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

忙しいビジネスマンにとっては、本を買っても読む時間がなくて積読になってしまうということはよくあることなのではないでしょうか。

僕の場合速読など特殊な技術は持っていませんが、ビジネス書や小説などを中心に年間200冊くらいの本を読んでいます。
なぜそれだけの本を読めるのか。

まあ単に読書が好きというのもあるのですが、それは読書環境に気を使っているからです。
とはいえ、高い椅子を買ったり読書専用のスペースを作ったり特別にお金をかけるのも難しいですよね。

というわけで、僕の気をつけているお金のかからない読書環境をご紹介します。


時間の確保

忙しい人にとって、まずネックになるのが本を読む時間を確保すること。
そこで僕の場合は本を読む時間を予定化してしまっています。

具体的には

①朝6:00からの30分間
②夕食後22:00からの30分間
③寝る前のまどろみながらの15分間

で、合計75分は一日の中で確保するようにしています。


飲み会があるときなどは微調整が必要ですが、やり始めた当初はけっこう大変でした。
時間を確保するために、googleカレンダーにあらかじめ予定を入れてしまう、ということからはじめました。

あとは機械的にスケジュールをこなすのみです。
考え方としてはGTDっぽいですね。

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術

はじめてのGTD ストレスフリーの整理術


僕の場合、車通勤のため、通勤中の読書時間がとれません。電車通勤の方は移動中にも本が読めて本当にうらやましいなぁ!
ちなみに通勤中は、主にaudibleとvocyを聞いています。
www.dokushomori.work


場所

時間を確保したらその次は、読書する場所です。
僕の場合、場所もだいたい決めています。

①朝6:00からの30分間

この時間では、起床してすぐの時間なのであまり目が覚めていません。

気合を「カッ」と入れて起き上がり、
ベッドに座りながら読みます。

寝ながら本を読んでしまうと二度寝してしまうので要注意です。
絶対に起き上がること。

朝起きてすぐに本が取り出せるように、ベッドに本を常においているようにしています。


②夕食後22:00からの30分間

この時間では、リビングで本を読みます。

夕食のあと、一日の作業がすべて終わっているので、眠くならないようにすることに注意が必要です。
僕の場合は、横になりながら本を読むと眠くなってしまうので、なるべく椅子とテーブルを使って読書するようにしています。

場合によっては、立ってうろうろ歩きながら読みます。

1日20冊の本を読むというメンタリストDaigoさんも立って本を読むのだとか。
そのあたりはこの本に詳しいです。

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力


③寝る前のまどろみながらの15分間

この時間では、風呂に入ったあとにもう寝るだけの状態にして、ベッドで寝転がりながら本を読みます。
小難しい本だとすぐに眠ってしまうので、物語性のあるものがおすすめです。
物語に包まれて、寝落ちしてしまうことのなんと気持ちのいいことか。



邪魔をされない環境づくり

僕にとって、読書の一番の大敵は、スマホとテレビと家族からの会話です。

  • スマホはメモをとるときだけ使う。
  • うっかりtwitterを開いてしまうと、なかなか戻ってこれないので、twitterは絶対に開かない。
  • テレビは用がないときはつけない。

という方法で、スマホとテレビは物理的に遠ざけることができます。


しかし、家族との会話は一番対策がしづらいところです。


家族の理解があればよいのですが、僕が本を読みたいタイミングと、家族が話しかけたいタイミングがぶつかってしまったときが一番の問題です。


その対策としては、

  • 会話をさっと終わらせて読書の時間をつくるようにするか、
  • いまは読書中なので急ぎでなければあとにしてほしいと丁寧に説明するか、

どっちかかなと。


「本を読みながら家族の話を聞いてしまう」という両方同時作戦をとると、
本は全然集中できないし、
家族からは話を全然聞いていないと怒られるし、双方にとっていいことはありません。

耳栓もある

どうしても本を読みたいときは、耳栓をしてしまうこともおすすめです。
外界からの音をシャットしているんだ、という意思表示にもなります。

僕の場合は、これをまずお試しで買ってみて気に入ったので、たまーに使っています。
あんまりやると怒られるのでこれもまた注意が必要です。



目を休憩させる

本を読みたい気持ちはあるけれど、体力的な問題で読めないというときは、一度目を回復させることをおすすめします。
職場でのPC作業で現代人の目は常に疲れているもの。

去年から目がつかれたらわりとすぐに、温めることにしました。
いろいろ試してみたのですが、こちらがおすすめです。


じんわりと温まるし、これを目にあてている間は視覚情報がゼロになるため、心の底からホッとできます。
電子レンジで温めて繰り返し使えます。


ちなみに冬はこちらもおすすめ。

桐灰化学 あずきのチカラ 首肩用 100% あずきの天然蒸気 チンしてくり返し使える 1個

桐灰化学 あずきのチカラ 首肩用 100% あずきの天然蒸気 チンしてくり返し使える 1個



肩こりがひどい方はこちらを電子レンジで温めて肩にあてるだけでじんわりと肩こりに効いてくる気がします。
(※個人の感想です。)


まとめ

今回、積読解消のために格安で読書環境をつくる方法をご紹介しました。

ポイントは、

  • 時間
  • 場所
  • 邪魔をされないようにする
  • 体のケア

に集約されるのかなと。

読書環境についてはいろいろ挑戦中ですが、こんな方法がおすすめという方はぜひ教えていただきたいです。

以上、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori でした。

SNSに書影をどんどんアップして、本の売り上げに貢献したいと思った話。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

先日読書好きなひとの中で、こちらのニュースが話題になりました。
news.livedoor.com

無断で撮影し、投稿することは、法的には複製権と公衆送信権(送信可能化権)の侵害です。

「本の表紙や中身をSNSに投稿することは違法だ」ということが弁護士のコメントといっしょに紹介され、twitterなどを中心に本の表紙=書影をこれまで上げて来た人たちからの不安の声が多く上がりました。

私も #読了 ツイートとともに、書影をtwitterに上げることはありますし、なんとなく本の写真と「読了」はセットな印象があります。
違法なのかどうか悩みつつ上げてしまう、という気持ちは誰しもあるかもしれません。

この記事では、SNSに書影をあげていいのかということについて私なりの答えを書いてみたいと思います。

出版社や作家や書店員にも書影をアップすることは喜ばしいと思う人が多い

出版社や作家や書店員にも書影をアップすることを問題視している人はほとんどいません。
むしろ嬉しいという声も多く見られます。
こんな喜ばれていることが違法だなんて、と法律が実態に追いついていないように思えます。

僕は書影をSNSに上げたい

一読書家である個人としての立場ですが、書影をSNSにあげる事はどんどんしていきたいと思っています。
その理由は2つ。

  1. 出版社や作家さんが書影をSNSに上げることに賛成してる人多い
  2. SNSやネットを活用した本の新しい売り方ができつつある

特に、2について。
キングコングの西野さんが『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』を発売したとき、
プロモーションとして40ページを公開したことが話題となり、amazonランキング1位を獲得したこと、
ameblo.jp


そしてさらに、幻冬舎の箕輪厚介さんが「死ぬこと以外かすり傷」の「はじめに」を自身のブログや他の人のブログに公開したこと、
ameblo.jp


また最近では『ビジネスモデル2.0図鑑』がnoteに全文公開されたこと、
note.mu

などのように、「公開した方が話題になり売れる」ということも多々あります。

一般的に、本は発売直後が一番話題になり売れ、その後はあまり注目されることはありません。

上記の事例は、フリーミアム戦略でコンテンツを売るというやり方。

フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略

フリー ―<無料>からお金を生みだす新戦略


今回の書影の問題は、フリーミアムとは言い切れませんが、
コンテンツの中身に多く触れ著作権を侵害しているというよりも、写真を使って話題をつくるという意味では、本の売上に貢献する可能性も大いにありえます。

このインターネット時代に、書影を使ったコミュニケーションが生まれ、新しい本の楽しみ方が生まれている、
それで本が沢山売れたらこんなによいことはないと、僕は思っています。

読書ブログ1ヶ月をふりかえる。もっとオリジナリティのある記事を書きたいと思った話。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

今回は、1ヶ月ブログを続けてみた感じたことを書いてみます。
ブログ初心者の方に共感いただけると嬉しいです。

正直に言うと、けっこう悩みました!

ブログの運営方針を変えてみると言うこと、
1ヵ月やってみてわかった無理しないでブログを運営し続けるコツと、
これからの努力の方向性について書いていきたいと思います。

ブログの運営方針を変えてみた

読書ブログを始めた時、やっていたのがビジネス書の要約です。
ビジネス書を一章ずつに分け、それを画像にしてまとめていく、というのをやっていました。
www.dokushomori.work


まとめる作業自体がアウトプットの練習になり、ただ読むよりも本の内容を血肉にできると思っていたのです。
実際にやってみて手間がすごいかかるなぁ、テキストではないので検索に引っかかりにくいなぁ、と思い方向転換。

そこででもう少しよう広げていました。

例えばアマゾンの本を聴くサービスAudibleに関するブログであったり、
www.dokushomori.work


まとめと言うのではなくもっと自分自身のオリジナルを出したいという思いから書評にしてみようだとか、
www.dokushomori.work


本+コミュニティであったり、
www.dokushomori.work


ビジネス書の著者のイベントに参加したことについて記事を書いたりしました。
www.dokushomori.work


ふりかえると、「読書」という切り口だけでけっこう書けることはあるなと思いました。
しかし、書評を書くことが意外に難しく、自己満足に陥ってしまったなぁと言うふうにも思っています。

誰のために書評を書いているのか

ブログに限らずマーケティングの分野でよく言われるのが、誰のどんな課題を解決するのかということ。
素人の書評が誰のどんな課題を解決するのかに悩みました。

①ビジネス書を買いたいけれど迷っている人に対して本の良さを端的に伝える
②ビジネス書を読みたいけれど時間がない人に対してわかりやすく伝える
③悩みを解決するために答えを探していてネットサーフィンをしている人に対して本という解決策を提示する
というところかと思います。

自分が一番勉強になった。

本を読んだ内容を人に説明することや、その本を読んで自分が考えたことを発信することが、アウトプットの訓練なり、記憶の定着になっていることが一番のメリットです。

本を紹介することによって、
人の悩みを解決できて、自分自身のアウトプットの訓練にもなるし最高じゃん!と思っていました。あの頃は。
しかし実際にやると自分自身の学びにはつながるが、人の悩みを解決できるほどのクオリティーを持った書評を書くのはかなり難しいのだということがわかりました。

うーん、まだまだ自己満足。

ブログ、なかなか奥が深いです。

個人の決意になりますが、もっと人に読んでもらって面白いものになるためにクオリティーを上げていく努力をしていきたいと思っています。

というわけでこれからも人生経験をいっぱい積んでいきながら、
この本を読んで書評の書き方を勉強していきたいと思います。

書評大全

書評大全

新世紀読書大全 書評1990-2010

新世紀読書大全 書評1990-2010

書評のおしごと―Book Reviews 1983‐2003

書評のおしごと―Book Reviews 1983‐2003

【感想】指出一正著「ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論」を読んで考えた地方と都会の関わり方。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_moriです。

先日、「関係人口をつくる」という本を読みました。地方と都市との新しい関わり方について書かれた本です。
「関係人口をつくる」についての記事はこちらから
www.dokushomori.work


実は僕自身、東京出身で現在は熊本に拠点をおいている、といういわば「移住」した人なのですが、
若者を中心に「地方が面白い」という人が増えているように感じています。

なぜ地方が面白いのか、それを今回の、ソトコト編集長の指出一正さんの著書「ぼくらは地方で幸せを見つける ソトコト流ローカル再生論」を読んで納得したような気がします。

(111)ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)

(111)ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)

この本の内容ざっくりと

「都市」から「地方」、その先の「地域」へ。 経済優先、成長主義とは異なる軸で「地方」をとらえ、クリエイティブな暮らしやコミュニティ、幸せのカタチを模索する若者たちが増えている。 若きローカルヒーローたちのユニークな活動、彼らの新しい価値観を通して、地方再生の手がかりを語る一冊。 行政も注目する15の事例を紹介します。
「豊かな社会」の尺度が変わる。若者が主役!の新しいまちづくり。人口増加や経済効果重視の観光化ではなく、若い世代が中心となり、全国から人が集まるまちがある。未来への手ごたえを感じ、仲間を巻き込みながら、地元の底力を引き出す秘訣はなんなのか。「若者」×「ローカル」に学ぶ、暮らし方、働き方。

地方にどんな価値があるのか

本書で言われていることは、地方にある「関わりしろ」が1980〜1990年生まれの世代に響いているということ。

僕自身は2004年にmixiがそのサービスを始め、ソーシャルネットワークが日本に入ってきた当時は大学生。
ソーシャルネットワーク自体にも自然と触りながら、続くTwitterやFacebookにも抵抗感なく使用してきた世代。

そんな折、起こった2011年の東日本大震災。
ソーシャルネットワークの世界で支援の輪が広がるのが可視化され、ソーシャルネットワークの世界が「ソーシャルビジネス」的な意味合いでの「ソーシャル」にも使われてきたのを目の当たりにしてきました。

著者の指出一正さんが編集長をつとめるソトコトも、時代が進むにつれ、「スローフード」→「ロハス」→「ソーシャル&エコ」と価値観が変わってきているようです。

そんなソーシャル世代たちには、
地方は課題だらけであり、自分が入ることでその課題をなんとかできそうだという「関わりしろ」があるように見え、そこが魅力になります。


全国のローカルヒーローたち

本書でソーシャル世代たちの新しい地方の関わり方として紹介されているひとを、ローカルヒーローと呼んでいます。

パーリー建築

パーリー建築Facebookページ
歌いながら空き家を改修し、全国を旅する「パーリー建築」 | greenz.jp

パーティーをつづけながら使われなくなった建築を改修する建築集団。
これまでに、東京の渋谷、新潟の十日町などの物件を手がけています。

プロがきれいなものを作ってしまうというよりもm自分の手でつくりあげていくことで、身のまわりのものに対する想像力を得たかったといいます。
得意分野によって役割分担がされており、エンターテイメント担当、建築担当、農耕担当などに分かれています。
仲間と楽しむための場づくりをしているという点が特徴的です。

せっかく地方にきたのだから気の合う仲間と楽しいことがしたいという、いわばワンピース型ヒーローです。

ペンターン女子

からくわ丸の半島移住女子による "Pen.turn" 〜ペンターン女子の休日〜

ペンターンとは、
Pen.turn【名】:ペンターン。”Peninsula turn”の略。「半島移住(Iターン)」の造語。

三陸にある7000人の小さな漁村、宮城県 気仙沼市 唐桑町に移住した女子たちの活動。
地方には、チャレンジしろ、関わりしろが都会よりもあると気づいた女子たちが、古民家・唐桑御殿をシェアハウスしながら、漁に出たり、畑に行ったりしています。

それぞれが縁を感じて移住を決めたとのこと。自分たちになにができるかを考えて自然体で行動しているようにみえます。
なんとなく都会から地方への移住というと、シニアのセカンドライフなどのイメージがありましたが、いきいきとした女子がキラキラ感を見せているのがなんだか好感を持てます。

ペンターン女子のように、地縁や血縁でない、新たなルーツを探す人たちが増えていると本書では指摘されています。

四国食べる通信

http://taberu.me/shikoku/taberu.me

つくる人と食べる人、双方の想いをつなぐ新しい情報誌を始めます。『四国食べる通信』は、食べる情報誌です。瀬戸内海、四国山地、太平洋。彩りあふれる食材と風景を、つくる人の物語と共に隔月でお届けします。

2ヶ月に1度 「冊子+食材」が届く「四国食べる通信」
1号につき3,980円(消費税・送料込み)。

食べ物は人と土地を感じられるメディアだと本書ではいいます。
大量生産でつくられたものではなく、手間ひまかけられたものに魅力を感じるのがいまの若い世代。
そんな若い世代のニーズと、一次産業に従事する人たちがもっと儲かるべきだという信念でつくられたのがこの四国食べる通信です。

この四国食べる通信のように、縁でつながる経済の仕組み=仲間経済、とも言うべきものが出てきています。
小さな経済が小さなコミュニティになり、ソーシャルメディアによって物理的距離が問題にならなくなっていることがその背景です。

昨今、オンラインサロンが一部で流行していますが、そういった小さな経済とコミュニティの関係性は今後も面白い動きになりそうです。

ローカルヒーローたちは今後でていってしまうのか

都会の若者たちが地方に移住し、楽しく過ごす。
そんなローカルヒーローたちにとってはもはや「移住」という考えで縛ってしまうこと自体が古いのかもしれません。

近年話題となっている「関係人口」の考え方のように、
移住して1つの場所に定着するというよりも、地元を複数持つことができて、それぞれの地域に関心を持ち、喜びと悲しみをともにすることがが、幸福度が上がっていくことなのかもしれません。

本書で紹介されているローカルヒーローたちも、今後他の地域へ移動した新たな地域でローカルヒーローとなっていく可能性もあります。

これまでは、地方→都市の動き(若年層が学校を卒業後都市に移住する)があり、
その逆の動きとして、都市→地方への動き(少し経験を積んだ20-30代が活躍の場を求めて地方に移住する)が出てきました。

地方側の受け入れ力が上がってきたとき、今後は第三の動きとして、地方→他の地方、という動きも盛んになってきて、
移動が多くなってくる世の中になるのかもしれません。

ともかく、関わる地域が多くなることは本人にとってもリスクヘッジになるし、戻って来れる場があるというのは挑戦しやすいのではと思います。

今後も、ローカルヒーローたちに注目したいと思います。

(111)ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)

(111)ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)

#箕輪熊本 「死ぬこと以外かすり傷」が面白かった著者に会いにいってみた。生箕輪厚介イベントに参加して思った、本とSNSとリアルの関係性。

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_moriです。


先日、箕輪厚介さん著「死ぬこと以外かすり傷」の記事を書きました。
www.dokushomori.work

この本があまりに面白かったので、著者の箕輪さんに実際に会ってみようと思い、
9/8に熊本で行われたイベントに参加してみました。


控えめに言って、
本を読んで、著者のtwitterをフォローして、著者のイベントに参加してみる、というこの流れ。
はまりそうです。


イベントの様子

写真とってなかったのでtwitterから拝借。 気になる方は、 #箕輪熊本 をチェック。


イベントが始まる前から盛り上がってる感がある。


Tシャツと海パンというのはいつものスタイル。


ブログやオンラインサロンなどで収益を上げている人なども参加者には多い模様。


イベントレポートはこのあたりが詳しい

イベントの細かい内容は詳しくまとめている方がいたので、こちらをご覧ください。
www.marianakayama.com



このまとめもハイクオリティ。


いまの時代にあった本の売り方

イベントの内容については他の方がまとめているとおりなので、イベントに参加してみて感じたことを。

印象的だったのが、出版不況といわれる時代で本は売れないけどいまの時代に合った売り方があるということ。

箕輪さんの場合は、

  • 箕輪さんが熱狂する本をつくる
  • つくっているプロセスから箕輪編集室が盛り上がる
  • 本ができたらインフルエンサー箕輪厚介が拡散
  • 箕輪編集室1100人が拡散
  • 箕輪編集室が書店営業までこなして書店に箕輪棚をつくる

という本を作ってプロモーションして売るまでを抑えてしまっているから、本が売れてしまう状態をつくってしまっている。

NewsPicksアカデミアでも先にお金をもらってから、本を届けるという仕組みもできている。

これはすごいなあ。


本を買うという体験をつくる

情報が溢れているこの世の中で、本の「情報」自体の価値はどんどん落ちてきている。

箕輪編集室のtwitterなどでの謎の盛り上がりを見ていると、思わず本も買ってしまうし、このムーブメントに乗り遅れたらださいんじゃないかという気にさせられる。

  • 本を買う
  • 著者のtwitterをフォローする
  • イベントに参加して著者に会いに行く
  • 新しい本が出たら買ってしまう

ただ本を買うだけでなくて、本を買うことからスタートして、きっとこの無限ループになっていくのだろうなあ。


このループを今回は、

  • 箕輪さんの本を買う
  • 箕輪さんのtwitterをフォローする
  • イベントに参加して箕輪さんに会いに行く
  • ・・・

ということで身をもって体験した。
きっと箕輪さんの新しい本が出たら買ってしまうよなあ。。

本を単なる情報として消費してしまわずに、本を買うという行為を通して「面白い体験」ができたということ、これが本当に大事だと感じた。

「死ぬこと以外かすり傷」に書いてあったとおり、行動してみてよかった!この体験面白かった。


控えめに言って、
本を読んで、著者のtwitterをフォローして、著者のイベントに参加してみる、というこの流れ。
はまりそうです。

箕輪さんファンになってしまったので箕輪本を紹介

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

人生の勝算 (NewsPicks Book)

くまモンあのね

くまモンあのね

ちなみに

イベントで、翌日のサンジャポで前田裕二の親友としてこんなこと言っちゃう、と箕輪さんが言っていたのですが、
熊本でサンジャポの放送はありませんでした。

Amazonの本を聴くサービスAudibleがコイン制に変わったので、購入した本を返品しようとしたがわかりづらかった話

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

8/28にAudibleがコイン制に変わりました。一度購入してライブラリーに入れた本を返品したいという方も多いのではないでしょうか。
その返品の仕方がわかりづらかったので、どうしたらいいか解説します。

Audibleのサービスが変わった話はここから。
dokushomori.hatenablog.com

  • Audibleがコイン制に変わった。
  • これまでは聴き放題だったのが、コイン制に。
  • 1500円/月を払うことで月に1コインもらえ、そのコインで好きな本を購入できるという仕組みに変更。
  • 購入した本はライブラリーに保存される。
  • ライブラリー内の本は月額会員を退会後も利用可能
  • ライブラリー内の本は返品することで、コインが返却される。
  • たくさんの種類の本を聴きたい場合は、返却されたコインで新しい本を購入すればOK。

というのが変更点の要点なのですが、

今回、

本を一冊聞き終えたので、新しいものをゲットするために、聞き終えた本を返品して、コインをゲットしたい。

と思ったのものの、どこをどうやったら返品したらよいのかわからなすぎました。

返品はiphoneからはできない。

まず、驚いたのが返品はiphoneからできないということ。

f:id:dokushomori:20180906210106p:plain

PCのサイトから、
Audible (オーディブル):本は、聴こう。|ボイスブック配信サービス|Audible.co.jp
にアクセスする必要があります。

PCのサイトに入ったらやること

「アカウントサービス」をクリック
f:id:dokushomori:20180906212159p:plain



購入履歴(返品・交換)をクリック
f:id:dokushomori:20180906212143p:plain



表示をクリックし、「注文内容」を選択し、「返品」をクリック
f:id:dokushomori:20180906212152p:plain



と順番にやっていけば問題ないのですが、ちょっとわかりづらいので注意が必要です。

なんともわかりにくい。

iphoneのアプリからさくっと返品できると思っていたので正直驚きました。

PCからやるにしても、ライブラリーから本を選んで、さくっと返品できると思っていただけに、少しがっくり。

返品しづらくするためにわざとわかりづらくしているんでは、と疑った目でみてしまいます…。


おすすめのAudible本

人を疑うようななんだか暗い気持ちになってしまうので、気持ちが明るくなるおすすめAudible本を紹介します。

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)

ゆるく考えよう 人生を100倍ラクにする思考法 (文庫ぎんが堂)

世の中が大きく変化していく中で、どう考え、どう生きていけばいいのか。「世の中」「お金」「働き方」についての具体的で実用的な考え方が満載。

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

堀江貴文のビジネス書の決定版!『多動力』


Shoe Dog: A Memoir by the Creator of NIKE

Shoe Dog: A Memoir by the Creator of NIKE

「ビジネスとは、金を稼ぐことではない」と言ったナイキ創業者の考え方

英語版ですが、英語ができる方はどうぞ!


こんな良作がたくさんあるからたとえ返品がしづらくてもAudibleのことは嫌いになれない。


無料体験はこちらから

リブライズが誰でも本屋さんごっこができるサービスをリリースしたので、本とコミュニティについて考えてみた

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

前々から感じていたこと。僕は「本を読むこと」よりも「本の内容を人と語り合うこと」が好きだ、ということです。
一人で本を読むのもいいけど、本を持ち寄ったり本を紹介し合ったり、わからないところを相談しあったり、本を使ってそんなコミュニティがつくれたらいいなあと思っています。

僕だけではなく、本好きの方なら自分で図書館や本屋をやってみたいと思ったことはあるのではないでしょうか?

リブライズさんはWindows/Macとバーコードリーダーだけで、みんなが集まる場所の本棚を図書館にできるというサービスをしています。
このサービスを活用することにより、「図書館をつくる」、ということは本当に簡単にできるようになりました。

そんなリブライズさんより、
9月3日、こんなリリースがされました。

medium.com


図書館だけでなく、本屋もできるようになるのか!これは面白い!となぜか感動してしまったので、本とコミュニティについて考えてみることにしました。

本+コミュニティの場が増えている

ここ最近、本+コミュニティに関する面白い動きが日本各地で起きているので、いくつかの事例をご紹介します。

アークヒルズライブラリー

“SHARE”をテーマに、アークヒルズの新たな「知」の発信基地としてライフ&ワークスタイルを提案します。
都内23区からの移動に便利な赤坂という立地、また全机への電源・館内Wi-Fiを完備し自習室やカフェのように利用できる機能性、地上37階からの眺望を前に最新書籍をゆっくりと読める心地よさ。それぞれの用途にあわせて、3つの空間と機能をご利用いただけます。

1つ目は赤坂にあるアークヒルズライブラリー
会員制ライブラリーの図書館で月額9,000円の会員のみ使用することができます。
2,000冊の蔵書がありますが貸出はなし。
書籍は定価の10%引きで購入ができるという仕組みになっています。
会員限定のイベントや、メンバー限定のコミュニティに参加ができるという特典があります。

単なる有料の図書館というだけでなく、コミュニティに「参加する」ということに従来の図書館にはない意味合いがありそうです。

森の図書室

morinotosyoshitsu.com

『渋谷に夜の図書室をつくること』を夢見た森さんが、
2014年にクラウドファンディングで当時最多の1737人のパトロンからの支援を受け設立したこの「森の図書室」。

森の図書室は、
本が読めて、借りられる。
お酒が飲める。
そんな場所です。

読書を押しつけるのではなく、なんとなく本を手に取ってみたくなるような、
友達の家のように気軽な空間を目指しています。

本が好きな人。
これから本を読んでみようかな、と思っている人。
よかったら遊びに来てください。

本に囲まれてお酒を飲むことができるという本好きにとっては夢のような空間です。
公共図書館でやったら怒られてしまうようなこともこの森の図書室ではできるのです。
小説に出てくる料理のメニューもあります。

※現在は閉店しているそうです。

まちライブラリー

machi-library.org

場所をつくって、
呼びかけてみんなで本を持ち寄る。
持ち寄った本には寄贈者情報&寄贈者からのメッセージを記入!
次に読んだ人が、感想を連ねていく!
本をきっかけにちょっとしたお話ができたり!
本棚を囲んでお茶会をしたり!
みなさんが持ち寄っていただいた本が集まり、その場に独自の本棚ができる!
本をきっけにつながりが生まれます。

メッセージをつけた本を媒介にしたコミュニティ、というのがまちライブラリーです。

月に1回(原則第3土曜日)「本とバルの日」では、地域の方を中心に集まり、映画を見たり、お話を聞いたり、音楽を楽しんだりした後においしい手料理をみんなでいただくなどコミュニティの場として機能しています。

日本国内・国外に620軒ほどのまちライブラリーがすでに登録されています。(2018年9月現在)

まちライブラリーについてはこちらの本に詳しく書いています。

本で人をつなぐ まちライブラリーのつくりかた

本で人をつなぐ まちライブラリーのつくりかた

本屋ごっこをはじめたリブライズのこと

本屋さんごっこというものの今回のこのサービスをつかうと、「本屋さん」はすぐに始めることができそうです。


本屋ごっこについての詳しい説明はこのあたり。

medium.com

今まで、新刊を販売することは、継続的な運営の難しさに加えて、契約手続きや初期在庫の費用負担のほか、準備段階からハードルの高いものでした。「リブライズ ブックストアβ版」はその課題を解決し、カフェやコワーキングスペース、企業オフィスなどのどこでも「本屋さんごっこ」ができるようになります。

本屋さんを始めるにあたってのハードルをぐっと下げることができるので、
場を持っていれば誰でも本屋さんを始めることができることになった、と言えそうです。


リブライズ共同代表の地藏真作はこんなことを言っています。

medium.com

「本屋さんごっこ」と謳ってはいるが、日本で流通しているほとんどの本を扱うことができ、決済システムも組み込まれている。売れ残りリスクを減らすために、オンラインで買った本を場所に持ち込むというスタイルを採ったが、もちろん本を仕入れることもできるので「低リスクで誰でも本屋さんを始められるサービス」としての最小限の形は整えられたと思う。

ぼくたちのスタンスは、「リブライズを使って、本のある場所を自由に作り上げて欲しい」である。本を使ったサービスはかくあるべしと言う宣言をするのではなく、利用される方が思うように場所を作り上げる手助けをすることが最も重要だ。リブライズはあくまでも「道具」である。サービス利用者の幅広さも、「道具」に徹することで得られているのではないかと自負している。

事例でご紹介したまちライブラリーのノウハウや、リブライズというツールを活用して、本+コミュニティの場は格段に作りやすくなってきました。

リアルの体験の価値が高まる

今後の本屋さんや図書館はどうなっていくのでしょうか。
www.itmedia.co.jp

こちらの記事にあるように書籍の売上は13年連続で低下しています。
出版不況と言われ、国内の市場も小さくなっている中、昔の売上を単純に取り戻すということは難しいでしょう。

今回ご紹介した事例から考えられるのは、本の世界においても、リアルの体験の価値が今後より高まっていくということ。
これまで読書といえば、どちらかというと「家で一人で読むもの」でしたが、今後は1つの場所でみんなで本を読むということや、本の読み方自体にも大きな変化が生まれてくるのではと思っています。

なんにせよ、僕にとって、楽しく本を読みたいという思いは変わりません。

今後も楽しく本を読み続けたいと思います。

マイクロ・ライブラリー図鑑〜全国に広がる個人図書館の活動と514のスポット一覧 (まちライブラリー文庫)

マイクロ・ライブラリー図鑑〜全国に広がる個人図書館の活動と514のスポット一覧 (まちライブラリー文庫)

  • 作者: 礒井純充,マイクロ・ライブラリーサミット2013実行委員会
  • 出版社/メーカー: まちライブラリー
  • 発売日: 2014/05/31
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
マイクロ・ライブラリー 人とまちをつなぐ小さな図書館

マイクロ・ライブラリー 人とまちをつなぐ小さな図書館

  • 作者: 礒井純充,中川和彦,服部滋樹,トッド・ボル,まちライブラリーマイクロ・ライブラリーサミット実行委員会2014,坂本伊久子
  • 出版社/メーカー: 学芸出版社
  • 発売日: 2015/04/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

平成最後の秋だけでも読書の秋にしたい。「読書」がテーマの本3選

こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。

平成最後の夏が終わり、平成最後の秋がやってきました。

  • 食欲の秋
  • スポーツの秋
  • 芸術の秋

などたくさんの○○の秋がありますが、
僕としては断然、読書の秋。

とはいえ、秋を越えて冬になってみると、「あ〜今年は読書の秋だったな〜」と思うことは少ないもの。
読書をするという習慣が普段からないと、「読書をする」ことって案外難しいですよね。

ということで今回は、「読書」というテーマを扱っている本を集めてみました。
スポーツで例えると、競技がうまくなるためにまず「練習のやり方を知る」というところでしょうか。


なんのために本を読むのか。書を貪り喰う人の読書論。

なんのために本を読むのか、目的意識がないと、本を読み続けるのは難しいと思います。

そんなときは、「本気で本を読んでいる人」を知ることからはじめてみるのもよいかもしれません。

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書で学べることに比べたら、一人の人間が一生で経験することなど高が知れている。読書をすることは、実生活では経験できない「別の世界」の経験をし、他者への想像力を磨くことを意味する。本のページをめくればめくるほど、人間の美しさや醜さ、葛藤や悩みが見えてくる。そこには、自分の人生だけでは決して味わえない、豊穣な世界が広がっている。そのなかで人は言葉を獲得していくのだ


幻冬舎社長の見城徹さんの読書論。編集者という立場でこれまで五木寛之さん、村上龍さん、石原慎太郎さんなど数々の大物と本をつくってきた経験は、読書に裏打ちさらた「人間力」あってのものでした。

ちなみにこの本の担当編集者は先日「死ぬこと以外かすり傷」を出版した箕輪厚介さん。
www.dokushomori.work


見城徹さんの持論
「自己検証、自己毛の、自己否定の三つがなければ、人間は進歩しない」

その三つをするためには深い思考が必要で、正確な言葉がなければ、その深い思考もできない。
そのために、本質的な本を読むというのが1つの答えです。

表紙に込められた熱量がこの本の全てを表しています。

見城徹の読書は血の匂いがする。ただ、文字を追って「読了」と越に入っている輩など、足元にも及ばない。書を貪り喰ったものだけが知る恍惚の表情を浮かべている。著者の内蔵を喰らい、口から真っ赤な血を滴らせている
(秋元康)

元・遅読家が書いた読書術。本を読むという行為の発想を転換。

本を読みたいけど時間がない、そもそも本を読むスピードが遅いという悩みがある人も多いと思います。
それはもしかしたら、本はすべてじっくりと読まなくてはいけない、思い込んでいるのかもしれません。

そんな方に紹介したいのがこれ。

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

一般的な、それでいてちょっと怪しげな速読本とはひと味ちがう、遅読家が本を読むためにどうしたらいいかの指南がされています。

読書の本当の価値は、書かれていることの「100%を写しとる」ことではなく、価値を感じられるような「1%に出会う」こと


本書では本を

  1. そもそも読まなくていい本
  2. 速く読む必要がない本
  3. 速く読める本

の3つに分け、このうち③速く読める本をたくさん読むことで、まずは本を読む習慣を作ってしまおうというもの。


読書習慣をつくるためにステップ細かく紹介している点が非常に面白いです。

  1. 「毎日・同じ時間」に読むようにする
  2. 「速く読める本」を中心に選ぶ
  3. 「昨日とは違う本」をいつも読む


これ以外にも、「読書体験をストックする極意」を「1ライン・サンプリング」「1ライン・エッセンス」「1ライン・レビュー」など簡単にできかつ効果的な手法を紹介しています。

本を効率的に、かつ使えるものにしたい、そんな方にお勧めです。



人生という長いスパンで戦略的に読む本を考える。

「これまでの人生読みたい本を読みたいだけ読んだ来たけど、それでいいのだろうか?」

ある程度本を読んでいくとそんな不安に襲われることがあります。

特に、ビジネス書などを多く読んでいると、
「あ、これは前に読んだあの本に書いてあったことだな」
「これはあっちの本に書いてあったことを例を変えただけだな」
など、新しい本を読んでも既読感を覚えることがあります。

もしかしたらそれは自分の人生のステージに合わせて読む本も変える必要があり、その時期に差し掛かっているということのサインなのかもしれません。

戦略読書

戦略読書

ある日職場で、初めて人と意見が被りました。
(中略)
「他人と同じこと」「ツマラナイこと」しか言えない経営コンサルタントなんて、存在意義はありません。
「面白い視点でものを言う」ことこそが価値だったのに、そんなツマラヌ存在になってしまったのかと。
そうなってしまった理由は簡単でした。
その前の1年半、人と同じものを読み続けていたためでした。

これから紹介する「戦略読書」は、自らをコモディティにしないための、戦略的な読書法です。
「何を」「いつ」「どう」読むかの工夫によって、自身のオリジナリティを育て、維持することができます。


本書では、著者 三谷宏治さんの読書歴をふりかえりながら、
人生のステージでどのような本を読んでいったらよいのかということについて、
「読書ポートフォリオ・マトリクス(RPM)」という概念を使いながら紹介しています。

「読書ポートフォリオ・マトリクス(RPM)」とは、読むべき本をセグメントに分け、その資源配分によって戦略的に読書をするというもの。

具体的には、
戦略本や雑誌を4つの象限

  1. ビジネス基礎
  2. ビジネス応用
  3. 非ビジネス基礎
  4. 非ビジネス新奇

に分けます。

そして、各セグメントへの資源配分や読み方を時間・スキルに応じて大きく変えるというもの。

本をある程度読んでしまった方で、読書について新しい視座が欲しい方はぜひ読んでいただきたいです。

巻末のセグメント別ブックガイドは435冊分もあり、圧巻です。



とはいえ、読書は自由。好きに読もう。

ここまで読書がテーマの本を3冊紹介してきました。
どれもこれまでにない読書法や考え方を与えてくれる本でとてもおもしろいです。

とはいえ、読書は自由。
好きな本を好きな時に好きな場所で好きな格好で好きなように読むのが一番いい。
というのが僕の持論です。笑


平成最後の秋を、「平成最後の読書の秋」にしたい方、いっしょに読書を楽しみましょう!



今日ご紹介した本

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

戦略読書

戦略読書

夏の終わりに悩んでいる新卒の社会人は絶対に読んだほうがいい。無理を通して道理を蹴っ飛ばすグレンラガン式仕事術。「死ぬこと以外かすり傷」箕輪厚介著を読んで思ったこと

平成最後の夏が終わりいつのまにか9月。ちょっと前に年明けのカウントダウンを聞いたと思ったらもう夏も終わり。いつも時間がすぎるのはあっという間だなあと思います。
個人的には夏が好きで、夏の終わりが寂しくなり、秋になると夏の勢いがなくなり仕事に悩むというサイクルが毎年やってくるように思います。笑

そんなとき、自分の場合、いつも解決してきたのがとにかく「行動」するということでした。
基本的に仕事のアウトプットは、質×量だと思っているのですが、営業職をしていた頃はこの季節は何件のお客さんに訪問したかという「量」にとにかくこだわったように思います。

会社員は夏に悩む、という仮説を勝手に持っていますが、そんな悩んだときに読みたいのがこれ。

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

 
著者である箕輪さんはとにかく行動の量が半端じゃない。
いま日本で一番注目されている天才編集者の一流の仕事術を行動の「量」に注目してみました。

箕輪厚介とは

2010年双葉社に入社、ファッション雑誌の広告営業として四年間、タイアップや商品開発、イベントなどを企画運営、『ネオヒルズジャパン』与沢翼 創刊。2014年から編集部に異動し『たった一人の熱狂』見城徹/『逆転の仕事論』堀江貴文/『空気を読んではいけない』青木真也 2015年7月に幻冬舎に入社。 東洋経済オンライン、アドタイでコラム。オンラインサロン運営、堀江貴文大学校で特任教授など。
「多動力」堀江貴文・「ネオヒルズジャパン」与沢翼・「悪意とこだわりの演出術」藤井健太郎の3冊でアマゾン総合ランキング1位を獲得。 他に「日本3.0」佐々木紀彦、「空気を読んではいけない」青木真也、「まだ東京で消耗してるの?」イケダハヤト、「新企画」鈴木おさむなど。堀江サロン教授、渋谷のラジオ、ニューズピックスブック創刊。

活躍は本の編集だけにとどまらず、編集を切り口に、プロデュース業やオンラインサロンの運営を行っており、副業の収入はサラリーマンの月収の約20倍ともいいます。
編集とネットを組み合わせるのは日本で一番得意とも言われ、自らがインフルエンサーとなり本を売ってしまう、というスタイルが注目されています。

圧倒的に量をこなすということ

本書の大きなメッセージのひとつが、「量」をこなすということ。
「量」に関する記述で印象的だったことを本書の中から紹介していきたいと思います。

見城徹の五体からは爆発的なまでの熱狂がほとばしっているが、僕も発狂していた。20時間近くある取材テープを通勤電車など時間があればとにかく聞き込んだ。すべての発言を完璧に記憶して口を開けば見城徹さんのことばかり。ライターには「気が狂っている」と言われ、妻には「見城さんと結婚しろ」と言われ、まだ喋りだしたばかりの子どもは強面の男がテレビに出ると「ケンジョーサン」と言うようになった。

箕輪さんが初めて編集者として幻冬舎社長の見城徹さんの本を担当した時のエピソード。「すべての発言を完璧に記憶している」など狂気の沙汰だと思います。
これほどまでに著者を好きになり著者に熱狂するためには、どれだけ著者のことを考えているのかということが想像できます。

仕事と遊びの境界線がないから、酒を飲んでいるときも映画を観ているときも仕事だと言えるし、24時間遊んでいるとも言える。朝からまた次の朝まで。遊びのように仕事をやり、仕事のように遊びをやる。

量をこなすことの重要な要素は、努力を努力と思わないこと。
努力=つらいもの・我慢するものと思ってしまいがちですが、力を入れて一生懸命に頑張り続けるということはよほど体力のある人でも難しいもの。
だけど、好きなことや熱狂できることは「努力」とは思わない。そうすると遊びが仕事になり、仕事が遊びにになる。
これは堀江貴文さんも言っていることですよね。

よく、時代が変わっても変わらない普遍的なことを学ぶために一度下積みをしたほうがいい、就職はしたほうがいいと言う人がいる。(中略)
しかし、普遍的なことというのは現場で死に物狂いで試行錯誤していれば自然と身に付いている。学ぶものではない。

量をこなす、といってもその方向を間違ってしまっては元も子もありません。いくら球拾いを一生懸命やっていても、ホームランを打てるようにはなりません。
ホームランを打つためにはどんどん打席に立つことが重要です。時間は有限なので、昨日までできなかったことをどれだけやるか、とにかくやるということに重きを置くのがよいのだといいます。

箕輪厚介はグレンラガン


本書の文章に圧倒的に熱量は、過去にどこかで感じたことがあるように思え、思い出したのがグレンラガン。
とにかく!熱量が高い。


天元突破グレンラガン 合体総集編

特に、アニメの中でたびたび言われる、「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」というのは本書の中でたびたび出てくる箕輪さんの仕事の仕方に通じることがあります。

通例で考えたら無理なことばかり。僕は板挟みになりながらそれを伝えると「箕輪、よく聞け。無理はなあ、通すためにあるんだよ!」と一蹴された。

無理と言われたら突破する。ダメだと言われたら強行する。僕は半ば意識的に予定調和を破壊する。ありえない日程で出版まで駆け抜ける。イベントをドタキャンする。泥酔状態で偉い人との会食に行く。社会手不適合者だと後ろ指をさされても、これでいいのだ。

圧倒的な結果を出すためには、狂ったような熱量で「無理を通して道理を蹴っ飛ばす」ことをし続けなくてはいけないのかもしれません。

悩んだときは量をこなして汗をかく

「ピカソはなんで天才かわかるか?多作だからだ」と秋元康が言った。

悩みを抱えているとき、時には立ち止まったり閉じこもってしまってもいいかもしれないですが、最終的にその悩みを乗り越えるのは行動することしかないと思います。

「すべての物体は、外部から力を加えられない限り、静止している物体は静止状態を続け、運動している物体は等速直線運動を続ける」
という運動の第一法則のように、
止まっていても状況はなにひとつは変わることはありません。
そして、一度動き出してしまえば案外すんなりと動きだせるというのは、経験したことはあるのではないでしょうか。

最後にこの本で一番印象的だったフレーズをご紹介します。

量だけは裏切らない。誰よりも動け。

とにかく前のめりに動こう!

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷