時間がないサラリーマンこそおすすめ。読むとアウトプット欲が猛烈に出てくる本。
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こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_moriです。
「熊本の読書屋さん」と名乗り、本で得た学びをブログで発信する活動をしているのですが、発信をすること=アウトプットってなかなか難しいですよね。
アウトプットは大事だと様々なメディアで言われているものの、実際に行動に移すのはかなり難しいと感じています。
実際にこんなことはないでしょうか?
- 本を読んだりセミナーに行って、そのときはやる気が上がっていても、日常生活に戻るとすっかり忘れてしまう。
- いくら知識を吸収しても、実際に仕事に活かすことができず、単なる知識コレクターになってしまう。
- そもそも忙しくてアウトプットをする時間がない。
僕も本は月に20冊程度読むのですが、読んだ本の内容をすべて覚え、その本で学んだことを活かして行動ができているかと言ったら、そうではありません。
今回、樺沢紫苑著『学びを結果に変える アウトプット大全』を読んで、アウトプット欲が猛烈にでてきたので、その内容をご紹介します。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
本書によると、アウトプットをすることによって得られるメリットは6つ。
1. 記憶に残る
2. 行動が変わる
3. 現実が変わる
4. 自己成長する
5. 楽しい
6. 圧倒的な成果が出る
1つでもピンと来た方は、本書を一度読んでみることをおすすめします。
成長したいならアウトプットしろ
本を100冊読んでも、まったくアウトプットにしなければ、現実の世界は何ひとつ変化することはありません。
(引用:『学びを結果に変えるアウトプット大全』より)
本書の「はじめに」に書いてある一文です。
本を読むこと=インプットはたしかに重要ですが、現実の世界を変えていくには行動する=アウトプットしていくしかありません。
本書によると、自己成長はアウトプットの量に比例するといいます。
- 月3冊読んで月3冊アウトプットする人
- 月10冊読んで1冊もアウトプットしない人
の2人を比べると、自己成長の量は「月3冊読んで月3冊アウトプットする人」の方が圧倒的に高くなります。
なぜなら、いくらインプットしてもアウトプットしなければ、記憶として定着しないためです。
知識や学びを得るために本を読むのに、せっかく読んだ本が定着しなければ、いくらたくさんの本を読んだとしてもそれは無駄になってしまいます。
つまり、成長したいならアウトプットをするべきです。
気づきのメモをとれ
本書ではノートの取り方も言及されています。
これまで28冊の著書を出している樺沢さんはノートのとり方をご紹介します。日々のノートのとり方によって、学びのスピードは何倍にも変わってくると言います。
- 1冊のノートにすべてをまとめる
- 自分のこだわりのノートを持つ
- 見開き2ページに収める
- レジュメにメモしない
- 細かくノートをとりすぎない
- 気づきを3つ書く
- TO DOを3つ書く
この7項目が樺沢さんが心がけているノートのとり方ですが、特に僕が気になったのが、
- 気づきを3つ書く
- TO DOを3つ書く
の2つ。
本やセミナーなどでメモをとる時にやってしまいがちなのが、内容を事細かに書き取ってしまうこと。
本やセミナーの内容そのものは、本は後で読み返せばよいし、セミナーでは配布資料を確認すれば済む話です。
重要なのは、そこからどんなことを気づいたのかということ。
気づきはたったの30秒で忘れてしまうといいます。その内容を忘れないようにすぐにメモとしてアウトプットすることが重要です。
本やセミナーは気づきを得て、自己成長することが目的のはずです。
本書では、2時間のセミナーで3つの気づきがあれば十分だと言います。
さらに、現実を変えるには気づきだけでなく、実際に行動する必要があり、そのためにTO DO にまで落とし込むと行動しやすくなります。
ちなみに、僕は本書を読んで得た気づきとTO DOをこんな感じにアウトプットしてみました。
#読了 #アウトプット大全
— 本貴典(ほんたかのり)📘 | 熊本の読書屋さん (@dokusho_mori) 2018年10月14日
気づき
・アウトプット大事だなあと思いつつもこれまでなかなか行動にできていなかった。
・アナログの良さをこれからへ活用したい。
・気づきはすぐに忘れるので30秒以内にメモる。
todo
・日記を書く
・読書+アウトプットをする
・気づきメモを取る pic.twitter.com/p45z9netA6
時間管理をしてアウトプットしろ
アウトプットをしようと思ってもできない、という方は多いと思いますが、その理由は時間がないからと思います。
しかし、本当に時間がないのでしょうか。
本書ではスキマ時間を活用したアウトプットが提唱されています。
- 電車に乗っている時間
- 電車を待っている時間
- 昼休みの残り時間
- 待ち合わせの時間
などに、本や映画の感想を3行でアウトプットするところからはじめてみてはいかがでしょうか。
SNSに感想をアウトプットする。
時間にして5分もかかりません。
まずは、短時間でアウトプットすることを習慣にすることが必要です。
それでも時間が足りないという人は、「インプットの時間を減らす」ことも推奨されています。
そもそも、自己成長のためにインプットをしているはずなので、アウトプットを伴わないインプットは意味がないといってもいいでしょう。
- 月3冊読んで月3冊アウトプットする
- 月10冊読んで1冊もアウトプットしない
本を読む量を7冊減らしても、前者の方が学びになります。
僕も本を読みすぎていて、なかなか活かせていないので、これからどんどんアウトプットを増やしていく予定です。
まとめ
以上、『学びを結果に変える アウトプット大全』を読んで学んだことをご紹介しました。
まずは今回ご紹介した「本や映画の感想を5分でアウトプットする」からはじめてみてはいかがでしょうか?
ちなみに2018年10月15日から、本書に関連する企画が開催されます。
毎日1名に1000円分のAmazonギフト券が当たる「お題でアウトプットキャンペーン」と題し、Twitter上にて開催されます。
書籍「アウトプット大全」15万部突破記念 毎日1名に1000円分のAmazonギフト券が当たる 「お題でアウトプットキャンペーン」 < その他お知らせ < ニュース|サンクチュアリ出版
僕も参加してアウトプットの練習に励みたいと思います。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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