熊本の読書屋さんが選ぶ2018年買ってよかった本3選
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こんにちは、ほんたかのり @dokusho_mori です。
2019年、いのしし年が始まりましたね。
仕事も無事に始まり、いつもどおりの生活に戻っている方も多いのではないでしょうか。
このブログは2018年8月から、
「まずは自分の読書をアウトプットしてみよう」という思いから始めたもので、開設から4ヶ月が経ちました。
ゆっくりと記事を更新しているので、そこまで記事数は多くないですが、アウトプットを意識しているからか、読書の質が変わったように思います。
読んだ本の内容も以前よりよく覚えています。
実は2018年10月より、読んだ本をtwitterに記録をしています。
twitter.com
このブログでアウトプットしていない本も含め、10月〜12月の間で29冊読むことができました。
#2018年に読んだ本
— ほんたかのり📙 | 熊本の読書屋さん (@dokusho_mori) January 6, 2019
㉕南場智子『不格好経営』
㉖樋渡啓祐『首長パンチ 最年少市長GABBA奮戦記』
㉗須藤亮『スマホメモ 仕事と人生の質を上げるすごいメモ術』
㉘前田裕二『メモの魔力』
㉙有川浩『アンマーとぼくら』
ちなみに月ごとにはこんな感じでまとめています。
#10月に読んだ本
— ほんたかのり📙 | 熊本の読書屋さん (@dokusho_mori) November 1, 2018
①森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』
②水野敬也『夢をかなえるゾウ』
③ガネーシャの課題を実践してみる会 フローレンス林『「夢をかなえるゾウ」の秘密』
④三戸政和『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門 』
そんな29冊の中から特に面白かった3冊をまとめてみました。
本から生き方を学びたいならこの本を読め 花田菜々子『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』
出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと
- 作者: 花田菜々子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/04/17
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (8件) を見る
夫と別れ“出会い系"で知り合った人に本をすすめていく、という書店員 花田菜々子さんの話。
出会い系サイトを介して知り合った人に本を薦めまくった実体験に基づく仰天の実録小説です。
私が口火を切る。「栗田有起さんの『 お縫い子テルミー』をおすすめしたいです。最高の片想い小説だと思い ます。女装のシンガーに叶わぬ恋をするんですが、その人をモノにしよう、じゃなくて、その人に恥じない自分で生きよう、って自分が自立することにつながっていく。その人が美しく生きていることが自分の生きる支えに なってる、みたいなそういう話で」「読みます!」やった!
(花田菜々子. 出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと (Kindle の位置No.1932-1936). 河出書房新社. Kindle 版. )
出会い系で本の紹介をしていたら、どんどん人生が転がっていき、始めは会った人に本を紹介していたのが次第に評判を呼ぶようになり、本を紹介するイベントをするようになったり。
このシーンは、イベントの一幕で、会場に来たお客さんから突然相談される内容に本で答える、というもの。
突然の相談に、これだけの熱い紹介ができるっていうのは、どんなふうに本の読み方をしてきたのだろう。どんなふうに本と向き合ってきたのだろう。
本を介して人とつながっていくこの感覚、本当にすてきだなと思った。
よく考えてみたら、僕自身もこの本は人に紹介されて読んだものでした。
おすすめです。
アウトプットしたいならまずはこの本を読め 樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 本を読んだりセミナーに行って、そのときはやる気が上がっていても、日常生活に戻るとすっかり忘れてしまう。
- いくら知識を吸収しても、実際に仕事に活かすことができず、単なる知識コレクターになってしまう。
- そもそも忙しくてアウトプットをする時間がない。
という悩みにすべて答えてくれるのが、このアウトプット大全。
著者の樺沢紫苑さん自身が相当量のアウトプットをしており、そのノウハウを存分に紹介してくれています。
アウトプットしたい!と思っているけど、できていないという方にはおすすめです。
www.dokushomori.work
転職を考えていなくても仕事に真面目に取り組んでいる人は読め 北野唯我『転職の思考法』
このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
- 作者: 北野唯我
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2018/06/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
転職を考えている一人のサラリーマンがある人との出会いによって、転職の思考法をマスターしていく小説調に進んでいくビジネス書で、仕事に悩みを抱えている人にとってはとても感情移入しやすいです。
転職の思考法というタイトルですが、転職を考えていない人でも仕事を真面目に取り組んでいる人であれば一度は読んでほしいと思います。
面白い考え方が、「マーケットバリュー」と、働き方のタイプ「todo型」と「being型」という2つ。
この2つはまさに目からウロコで、大きな夢や目標がないぼくのような「being型」がどのように立ち回っていけばいいのかを考えることができる、参考になる1冊でした。
ちなみに著者の北野さんは人材ベンチャーのワンキャリア最高戦略責任者として活躍していますが、様々なメディアで発信をしています。
個人的には、voicyでの発信が一番好き。
voicy.jp
『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』は、1/18に発売されます。
- 作者: 北野唯我
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2019/01/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
まとめ
2018年、たくさんの本を楽しく読んできました。
2019年もよい本と出会い、楽しみたいと思います!小説をもうちょっと読みたいなあ。
面白い本などありましたら、twitter @dokusho_mori などでこっそり教えていただけると嬉しいです。