読書の森

熊本の読書屋さん兼サラリーマンが、気持ちの乗った書評と、読書グッズ、読書環境、読書ニュースのことについて書いています。

中日ドラゴンズ ドラ1 根尾昂選手の骨太な愛読書3選

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昨日のニュースで中日ドラゴンズ ドラ1の根尾昂選手が、入寮したことが多くのメディアで記事になりました。

www.chunichi.co.jp

今は野球しか見えない。「何もなくてすみません」。苦笑いしながら迎え入れてくれた根尾の部屋は、簡素のひと言。備え付けのベッドとソファ。他にはバランスボールとストレッチマット、空気清浄器しか置いていなかった。

なんでも、娯楽を封じ、野球に専念するのだとか。


根尾選手は昨年夏の甲子園で"三刀流"の選手として話題になりましたが、文武両道の"二刀流"で読書好きということでも知られています。

試合のバス移動の際にも本を読んでいたというほどの読書家。
僕が高校生でバス移動があったらきっとNintendo DSとかしちゃう…。

今回は、根尾選手の本棚を愛読書をまとめてみました。

必携のビジネス書 渋沢栄一,守屋淳『論語と算盤 』

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

岩瀬大輔氏(ライフネット生命保険 社長兼COO)「あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある! 」

佐々木常夫氏(東レ経営研究所 特別顧問)「資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている」

新浪剛史氏(ローソン 会長)「“道徳に基づいた経営"という発想には学ぶべきことが多い」

など、経営者からの支持も多いこの本書。
幕末から昭和を駆け抜けた実業家で近代資本主義の父・渋沢栄一の著書でビジネス人の必読書ともいわれています。

世界のリーダーが学ぶ禅を簡単にわかりやすく 枡野俊明『リーダーの禅語──人を動かす5つの力、50の言葉』

リーダーの禅語──人を動かす5つの力、50の言葉

リーダーの禅語──人を動かす5つの力、50の言葉

世界のリーダー達はなぜ、こぞって学ぶ「禅」。
リーダーが身につけるべき力を風格、育成力、平常心、行動力、信頼の5つに集約し、
そのためのヒントとなる「禅語」をご紹介します。
スティーブ・ジョブズやエンジェルス大谷選手も禅に取り組んでおり、一流を目指すリーダーは読んでおくべき本です。

東大生・京大生から熱烈な支持 外山滋比古『思考の整理学 』

思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)

1983年に単行本が刊行され、現在では220万部超のロングセラー。
東大・京大生が根強く支持する異例のロングセラーとしても知られています。
自分の頭で考え、自力で飛翔するためのヒントが詰まった学術エッセイ。
著者の外山さん(95)は出版元の筑摩書房を通じて「スーパースターの根尾くんと『思考の整理学』がつながっているなんて、こんなうれしいことはない」とコメントを寄せたのだとか。
“知識を詰め込むだけでは、考える力は養われない”という著者のメッセージは、コンピューターが発達してきた今だからこそ重く響いてきます。

まとめ

今回は、中日ドラゴンズに入団した根尾選手の愛読書をご紹介しました。
読書好きの根尾選手がまさに漫画から飛び出てきた存在に思えます。


今回の記事を書くにあたり、根尾選手の愛読書についてかなりリサーチしました。

高校時代は毎月20冊お父さんが本を送ってくるなど、本に関するエピソードもかなり多くあります。
しかし、思いの外、公言しているものは少なかったのが驚きでした。

これから自主練、キャンプが始まりますが、根尾選手にはぜひ活躍していただき、たまにはどんな本を読んでいるのかを教えてほしい。

きっと野球ファン以外でも、根尾選手がどんな本を読むのか気になるのだから。