Amazonの本を聴くサービスAudibleのサービス内容が変わったので、Audible使用歴3ヶ月の読書家が注意点をお知らせする。
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こんにちは、本貴典(ほんたかのり) @dokusho_mori です。
2018年8月28日から、Amazonの本を聴くサービスAudibleのサービス内容が変わりました。
8月27日と8月28日を境に、利用者にとってけっこう大きな変更となったのでその注意点をまとめてみました。
Audibleとは
Audible (オーディブル) とは、プロのナレーターの朗読によるオーディオエンターテインメント・情報・教育関連のコンテンツを制作・配信しているAudible Inc. の通称であり、またそのサービスを言う。本社はアメリカのニューアーク (ニュージャージー州)にあり、自社の制作スタジオを持つ。現在、世界7カ国に拠点を持ち、日本はアメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・オーストラリアに続いて、2015年7月にサービスを開始。
本を聴くというものであり、プロのナレーターの方が心地よい声で読んでくれるなんとも素敵なサービス。
20万以上のタイトルがコンテンツとしてあり、小説・ビジネス書・落語・爆笑問題の漫才などジャンルも多数。聴きごたえのあるものがそろっています。
8月28日からサービス内容が変わった
大きな変更点は、「聴き放題」から「コイン制」に変わったということ。
新しいコイン制の会員特典 (8月28日から)
- 毎月1つ付与される「コイン」でお好きなタイトルを購入。
- 購入したタイトルは退会後もあなたのもの。
- お持ちのコインを使い切っても、会員であれば、追加でタイトルを非会員価格の30%OFFで購入可。
- 聴きはじめてからでも交換OK。
- 追加料金なしで楽しめるコンテンツも。
月額の1500円はそのままに、いままですべてのタイトルが聴き放題だったのが、毎月1つ付与される「コイン」で好きなタイトルを購入する、ということになりました。
購入したタイトルは月額会員を退会したあとも自分のものとすることができます。
購入したタイトルは「返品」するとコインが戻ってくる
一度購入しても「返品」をすることでコインは戻ってきます。
つまり、好きな作品をずっと手元に残して置きたいということでない限り、1つのコインで返品させしてしまえば複数の作品を聴くことができるというのが大きなポイントです。
ずっと手元においておきたい作品がある人は入会→退会をくりかえす方法がおすすめ
例えば大好きな小説や、何度も聴きたいビジネス書の古典など、繰り返し聴きたい作品がある場合は、月額1500円でAudibleに入会し、2ヶ月目が課金される前に退会し、手元の「ライブラリ」に残しておくということが一番コスパのいいやり方かと思います。
amazonのページからで例えば、「小説 君の名は。」を買おうとしてみると、こんな表示(2018/8/28現在。)
Audible版を買うことができますが、3割引きの会員価格で2,100円とKindle版や文庫と比べて割高感があります。
これなら1500円を払いAudibleの月額会員となり、コインと引き換えにAudible版を手に入れ、2ヶ月目の課金がされる前に退会してしまう、という要領が一番コスパのよい方法なのではないでしょうか。
Audibleで聞いたらだめなもの・よいもの
これまで3ヶ月間Audibleを実際に使ってみて、聞いてだめだったものとよかったものがありました。ビジネス書を中心に聞いてみたのでその所感をまとめてみます。
だめだったもの 目次の項目が細かいビジネス書
なぜあの人が話すと納得してしまうのか?[DVD付]―価値を生み出す「バリュークリエイト交渉術」
- 作者: 大森健巳
- 出版社/メーカー: きずな出版
- 発売日: 2017/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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目次の項目が多かったり、章立てが細かすぎるものは、聴くという行為にはあまり向かないということがだんだんわかってきました。
というのも、集中力が続かず聞き流してしまうこともあるので、いまの内容が全体の中でどこに位置しているのかわかりづらいということが問題となりました。
よかったもの
物語+理論でまとめられているもの
「戦略は『1杯のコーヒー』から学べ! (中経出版) はコーヒーを題材に小説形式でマーケティングや戦略を学習することができる本です。
この小説形式というのがAudibleに適したコンテンツだということがわかってきました。
ストーリーがあり感情の動きがあることが、「聴く」という行為との相性がよく、頭にストンとおちてきます。
この本はAudibleで聞いたのが初めてでしたが、本も実際に買ってみたくなりました。
英語学習者におすすめ
英語学習者にとってはリスニングの最高の教材だと思います。
- 洋書のタイトルが豊富
- 繰り返し聴くことができる
- 巻き戻しも簡単
- 読むスピードも調整することができる
- 小説からビジネス書まで、英語のレベルに合わせて本を選べる
現時点では、日本のタイトルより洋書のタイトルの方が圧倒的に多く、選ぶ楽しさもあります。
以上、Amazonの本を聴くサービスAudibleについてまとめてみました。
8月27日以前からの会員の方にはボーナス特典もあるので、以前から会員の人も、これから会員になってみたいという人も、一度試してみてはいかがでしょうか?